よく言われる家事分担について。
「洗濯は彼」「料理は私」と決めておく方式や、「何曜日は私」「他の曜日は彼」と決めておく方式など方法はいくつかあると思います。
どれをとってもいいとは思うのですが、重要なのはカップルで「かかる時間が同じくらいにすること」。
なぜなら同棲していて自由時間がないと感じるようになると、とたんに二人で生活することが窮屈になるから。
たとえば「掃除30分」「洗濯30分」「料理1時間」「食器洗い15分」「ゴミ出し5分」の家事を分担するとした時、分担する家事が5つだから2つと3つにわけるとしても、彼が「掃除」と「ゴミ出し」で自分が「洗濯」「料理」「食器洗い」をやっていたら、彼は合計45分の家事に比べ、自分は1時間45分も家事に時間をとられるわけです。
これでは自分の時間がなくなってしまいますよね。
食後、食器を洗うくらいであれば2人でやったほうが、食事中の話の続きも出来ますし、片方が家事をしていないところを目のあたりにする機会が減るのでおすすめです。
だいたいみなさん食事は一緒に取ることになると思うので、食事前の準備は片方がいない状況でもあり得ると思うのですが、食後の家事は二人が揃った状況でやるので、どちらかだけの分担になっていると、相手が家事をしていない状況で自分だけ家事をしているという状況になるわけです。
そうするとまた相手が自分よりもたくさん怠けているようで不満が募るので、できれば食後にしかできないような家事は二人でやることをおすすめします。
また、意外と抜けるポイントなのですが、食材の買い出し。
料理の担当の人が仕事帰りに食材の買い出しもすることになることが多くあると思うのですが、あの時間が結構きついんですよね、肉体的にも精神的にも。
私も彼と半同棲の様な形で生活していた時、この時間が一番きつかったです。
彼の家が坂の上にあったので、重い荷物を持って上がるのが尚更辛い。
このときにいつも「自分は何をしているんだろう」とばかり思っていました。
こう思ってしまうと自分の中の不満が急速に膨れ上がるので、できれば買い出しは休日のうちに2人で済ませておくのが良いでしょう。
もしくは料理担当の人と買い出し担当の人はわける、など工夫が必要です。
ポイント#2 お金はどう使うのか
よくカップルで金銭感覚のずれがあると結婚後苦労するといいますが、同棲の時もこれは同じ。
特にお財布を一緒にしているカップルは注意が必要です。
二人共有のお財布から彼が勝手に使ってしまう、もしくは自分が「ちょっとくらい…」と思って使い込んでしまう可能性も考えられますので、きちんと家計簿をつける習慣をつけましょう。
それぞれがたとえば毎月8万円ずつ共有のお財布に入れてそこから生活費はすべて賄う、という形にしておけばまず負担額は平等です。
そこからたとえば外食時のお金はどこから出すのかとか、遊びに行った時のお金は?旅行代は?などとカップルで細かく相談しあう癖をつけましょう。
どちらか一方だけがお金の管理をしていると、トラブルにつながりかねません。
お金に関して大切なことは二人で決めること、またできればつけた家計簿はもう一方もちゃんと確認するくらいの気持ちでいるほうが良いかと思います。
ポイント#3 所有物の定義
大変難しい問題ですが、これは同棲中よりもむしろ、別れる時のためという意味合いが強くなります。
私の友人は、彼女の名義で借りた家に二人が住む形になっていたらしいのですが、二人用の家具を二人でお金を出して買ったために、別れる際「これは私の」「いや、オレのだ」という言い合いが多数発生。
彼女がある日仕事終わりに帰宅すると、家の中がほとんど空で、彼がほとんどのものを彼女の仕事中に引越し業者に頼んで全部持って行ってしまったのだとか。
ここまで極端な話はないにしても、たとえば彼のお金で買ったテレビだけど二人で使っていて、故障した時の修理代はどこから出すの?と考えてしまうと悩みますよね。
同棲の時に別れる時のことを考えて1つずつ記録するというのはなかなか苦しいかもしれませんが、もし彼のことが本当に好きで、別れたとしても良い関係でいたいというのであれば、ここだけはおざなりにせずきちんと形に残しておきましょう。
ポイント#4 誰かを家に招待するとき
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