自分まで″悪者″になってしまう
彼氏に浮気をされてしまったら、悔しいという思いがもちろんあると思います。
彼氏に復讐してやりたいと思うのも仕方のないことですよね。
実際に浮気をしてしまった彼氏というのは、いわば悪者です。
彼氏が加害者であり、あなたは被害者という立場になるわけですね。
そんな悪者の彼氏を撃退するために、復讐を考えるわけです。
しかしよく考えてみましょう。
今は悪者の彼氏ですが、あなたが復讐をすれば、彼氏も被害者になってしまいます。
つまりあなた自身も彼氏と同じ加害者となり、悪者になってしまうということ!
復讐をすることで、彼氏と同じ立場になってしまうわけですね。
元々は悪者である彼氏が許せなかったはずなのに、自分も彼氏と同じ悪者になってしまう。
これってどうなのでしょうか?
自分にとって何が悪で何が正義なのか、判断できなくなっていませんか?
復讐をしたいという気持ちでそれを実行することは、自分のレベルまで彼氏のように落してしまうということです。
悪者になっても復讐をしたいのなら止めませんが、被害者が加害者側に回るということは悲しいことですよ。
本当の意味でスッキリはできない
彼氏に浮気をされたから復讐をしたい!この気持ちが芽生えるのは、自分で復讐をしてスッキリしたいと思っているからでしょう。
浮気をされたという現実に、苛立ちやモヤモヤが募ってしまうのも分かります。
彼氏や浮気相手を責めたところで上手く発散ができないのも事実でしょう。
だからこそ復讐をすることで、自分の気持ちをすっきりさせようと思ってしまうわけです。
ですがちょっとストップ!
復讐をすることで、本当に自分の気持ちはスッキリとするのでしょうか?
自分を悪者にして、気持ちがさらにモヤモヤしませんか?
過去に復讐をして気持ちがスッキリとした経験があるのなら別ですが、復讐をすれば気持ちがスッキリするという考えはあくまでも勝手なイメージですよね。
では実際に復讐をするとどうなるのか?
気持ちがスッキリした!という人も中にはいます。
しかし大半の人が「復讐をしたことで余計に空しくなってしまった」「復讐が終わっても気持ちが晴れることはなかった」なんて意見なんですね。
実際に復讐をするというのには、精神力もかなり必要になります。
復讐が終わった頃には疲労感もあり、余計にどうでもよく思えてしまうのかもしれません。
気持ちをスッキリさせる方法というのは、復讐以外にも探せば見つかるはずなんですね。
イメージだけで復讐することを選び、自分から進んで悪者になるのはオススメできません。
やってしまったことは自分に返ってくる
彼氏に浮気されて辛い気持ちは分かりますが、復讐をするというのはやはりオススメできることではありません。
もしもあなたが浮気の腹いせに彼氏に復讐をしたとしたら、あなたがしたことはそのまま自分にいつか返ってくることになるからです。
復讐というのは良いことでしょうか?
いいえ、復讐というのは悪いことですよね。
相手を懲らしめる為の手段なわけですから、復讐することで彼氏がダメージを受けることになります。
浮気をしたんだから、彼氏がダメージを受けるのは当然でしょうか?
だとしたらあなたも彼氏に復讐をしたら、あなたもまたダメージを受けなければならなくなってしまいます。
自分が相手にしたことというのは、様々な形で自分に返ってくると言われています。
自分でもその可能性があることくらいは予想できるでしょう。
何が返ってくるかはもちろん分かりません。
しかし自分にとって不都合なことが起きたときに「もしかして彼氏に復讐なんてしたからかな」と気弱な気持ちになってしまうのは、間違いないでしょう。
彼氏に復讐した事実というのが、自分にとって後ろめたいものになってしまうんですね。
やってしまったことは必ず自分に返ってくるというのは、こういうことでもあるのです。
この先もずっと復讐したことを負い目に感じる人生なんて、やっぱり嫌ですよね。
浮気された事実は辛いものかもしれませんが、自ら復讐することを選ぶことで更に追い打ちをかけてしまうということを、忘れてはいけません。
復讐に費やす時間と手間が無駄
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