結局のところ逃げグセの原因って、自分の心に負荷をかけるのが嫌で、自分を甘やかしてしまうことにあるのだと思うのです。
冒頭でお伝えしたように、それがくだらないことや些事であればかまわないでしょう。
一つひとつに全力でぶつかっていたら、いくつハートがあっても足りません。
ただし、そこに関わる人や、状況などを総合的に判断する必要があります。
逃げてもいい時と悪い時の判別がつくようになることが、まず重要なことであるような気がします。
大学時代の私は「若い時の苦労は買ってでもしろ」という言葉と「No rain,no rainbow.」という言葉を座右の銘に、自分を苦しめる選択ばかりをしていました。
しかし、肝心のところで逃げてしまうのです。
考えるのを諦めてしまうというか、大事なところまで長いこと自分を追い詰めておいて、いざ勝負をかけるタイミングになってモチベーションを維持しきれなくなって判断能力を失ってしまう。
だから新卒で会社に入ったときも失敗しました。
私は自分の人生が失敗だらけだと思うのに、これまでその原因が自分の逃げグセにあるということに全く気が付かなかったのです。
これほどに愚かなことはありません。
振り返ってみれば、自分の失敗は逃げた道の先にあったというのに。
恋愛でも同じです。
彼氏に言わなくてはならないことがあるのに、それを言い出す時にかかる心の負荷を気にしてズルズル引き伸ばしてしまい、その期間ずっと精神的なストレスを溜め込み、しまいには思ってもいなかったところで爆発して彼氏を家から追い出してしまうとか。
自分の感情のコントロールすらできない自分はなんて未熟なのだろうと、思ったことは何回もあったのに。
私は向き合うべきことからも逃げていた。
心に負荷をかけるトレーニングをしていないから、どんな小さな壁にも立ち向かうのが億劫になってしまっていたのでしょう。
そのときのツケが回ってきたのだと、今は度重なる失敗を一身に受け止めながら反省している最中でもあります。
逃げてもいい時、悪い時
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