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「片思いが一番楽しい」両思いになった瞬間、恋愛の形が変わる謎。

「片思いが一番楽しい」両思いになった瞬間、恋愛の形が変わる謎。

恋活

「恋愛において片思いが一番楽しい」とはよく言われることです。でも、その楽しさってどこからくるものなのでしょう?今回のコラムでは、両思いと片思いの関係性の違いから、そこに求められる愛について考えてみました。

yukino
yukino
2017.01.18

人は『片思い』の奴隷だ

結婚式 日没

最近私が一番腑に落ちないなと感じることは、片思いのときと両思いのときで恋愛に求めるものが変わってしまうこと。

もっと詳しく言えば。

まず「恋愛において片思いが一番楽しいよね」という言葉に同意する人は、非常に多いと思うのです。

これは私の主観ですが、たぶん概ねこれに対しては賛成が集まると思います。

でも私からしたら、片思いって非常に苦しいなと思うんですよね。

だって彼の一挙一動に自分の喜怒哀楽が影響されるし、彼の一言で天にも昇る気持ちになれば、逆に彼の冷たい視線だけで消えたくなってしまうくらい落ち込むこともある。

恋愛をすると、感情は虫眼鏡で見たみたいに巨大になるし、いつもよりも過剰に揺さぶられていることに気づくと思うのです。

それは前から言っているように、恋愛に関わる感情が持つエネルギーが大きいから。

だから、思いを隠している間は相手に主導権を握られていて、揺さぶられている状態が楽しい。

彼の一つひとつで気分が上がったり下がったりするのすら楽しいって思えるのですよね、それを楽しめるから片思いって楽しい。

彼のメッセージを待ってしまったり、彼のことを考えて夜眠れなくなったり……彼と話をするきっかけを探ってみたり、彼と共通点があると嬉しくなったり。

確かに片思いをすると毎日が楽しいし、なんだか世界が輝いて見える。

でも、それって片思いが持つ魔力というよりは、感情の切り替えがシャキシャキ速いテンポで行われることがもたらす効果なんじゃないかって、最近思うんです。

なんというか、世界が輝いて見えるときって、雨の日に車に乗って新しいワイパーが綺麗に水を取り去ってくれたあの一瞬きれいに見える世界のような、なんかそういう鮮明さというか、目に色が鮮やかに映って見えるというか……そういう感覚ですよね。

大きな感情の波が押し寄せて、それを受け止めながら次の感情の相手をする。

私は時々、道を歩いていて急に自我を取り戻した気分になる時があります。

「あれ、私いつから自我を手放していたんだろう?」と思うし、いつからか気づかないままぼんやりしていて、急に心が目を覚ます感覚というか。

そういう感覚に陥ることはみなさんありませんか?

そういう感覚になるときって、なんだか心が晴れ晴れしてくるし、大きな感情の波を心のなかで片付けた後なんですよね、だいたい。

だから、片思いの時って私は思い切り感情を揺さぶられればいいと思うし、なんなら片思いの相手の感情的な言いなりになるくらいの方がおもしろいと思います。

「彼のあの一言でこんなに気分が上がっちゃう私」を楽しむというか。

そういう感情の振り幅を楽しめるのが片思いの特権だし、なんか感情が揺さぶられて疲れるのすら楽しいと思えてしまう、それこそがまさに片思いの魔力というか。

何度も書いているように、片思い以外の場面で感情を揺さぶられるのをなかなか楽しめる人はいないから、それを楽しませることができるのって、きっと恋愛というもの、もっというと片思いというものが持つ大きくてぼんやりした不可解な魔力(これは解明されていないほうがなんだか気分がいい、謎のまま置いておきたいものですね)のせいなのだと思うんです。

両思いになると、相手を自分の奴隷にしたがる?

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