一次感情は変えられない。だから二次感情から変える。
ここでいう「一次感情」とは、失恋した瞬間の感情です。
たとえばテスト勉強をものすごく頑張ったのに、その結果が芳しく無ければテストの点数を見た途端落ち込みますよね。
その落ち込みは変えようがないものです。こればかりは仕方がありません。
しかし「二次感情」、すなわちその「落ち込み」や「失望」を受けてそれをどう解釈するか、解釈した後の感情は変えられるのです。
二次感情は一人でも変えることができるけれど、どうしても萎縮しきった脳からプラス思考が生まれるのはハードルが上がります。それでまた落ち込むくらいなら、誰かを頼ってみるのもありでしょう。
でもその相手があなたの傷の深さを本当に理解してくれていないようであれば、いまは自分の心を守ることを優先してください。
また、状況によっては心を打ち明ける相手がいない人もいるでしょう。
そんなときは「私には味方になってくれる人もいない」と孤独に心を巣食われるかもしれません。
しかし、「辛い今のタイミングで話を聞いてくれる相手がいない」ことがあなたの人生の幸不幸とどのくらい大きな関係を持っているのでしょうか。
人生を数直線のような線だとすると、「今」というのはたったそのうちの1点です。
この先の人生の中で「今」のようにつらい思いをすることもまた幾度もあるでしょう。
けれどその「未来」に、「今支えてくれる人がいない」ことがどう影響するのでしょうか。
いや、しないでしょう。「今支えてくれる人がいない」からといって、「未来も支えてくれる人がいない」とは言えないのです。
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