「女性の話は様々なところに飛躍する」とはよく言われますが、実際そうではありません。
男性からしたら突拍子もない所に話が飛んだとしても、女性の頭のなかではつながっているものなのです。
たとえば…
「今日友達のA子とカフェにいったんだ~」
→(そういえばA子、今度結婚するって言ってたなあ)→(いいな、私も結婚したい。)→(そういえば、カレは結婚する気あるのかな…)→(ないなら好きにならないほうが、この先を思うといいよね。)→(なら聞いてみないと。)→「ねえ、●●君は結婚願望あるの?」
という具合に。
ここでカフェのくだりから結婚の話を急に振られた男性としては、「え!?どっからどう繋がったの!?」となるわけです。
しかし女性の中ではご覧のとおり、話の道筋がつながっていますよね。
コレに対して「それは関係なくない…?」と一言でもいうと、「(私の中ではつながってるんだから)早く答えてよ」となるわけです。
一気に話がこじれてしまう理由がわかりますよね。
#4 「何言ってるかよくわからない」
これもさっきのと同じ理屈です。
男性にとっては「なぜそうなったのか経緯を聞かせて欲しい」と思うかもしれません。
けれど女性は一度自分の頭のなかで立てた話の道筋を、再度相手にわざわざ説明してその話題が出てきた理由を述べてあげるような煩わしいことはしたくないのです。
たとえば…
ドライブデートに行くことを計画していて、最初は水族館から、最後はフレンチで締めくくると決めていたとします。
そして相手の女性に念のため「フレンチは好き?」と聞いたのに、「なんでそんなこと聞くの?」なんて言われたら、一からデートのことを話しますか?
「いや、好きか嫌いかで答えてよ」と思いますよね?それと同じなのです。
女性が質問を投げかけてきた時は、まずは素直に答えてあげましょう。
(実際女性は、男性の「なんで?」を待っているということもあります。でもそれは先に答えを伝えて女性を満足させてあげてから。)
#5 「否定するわけじゃないんだけど」
これに似た言葉を結構日常会話で使用している例をよく見ます。
「別に嫌なわけじゃないんだけど」「暇なわけじゃないんだけど」など、結局最後が「逆接」で終わっているために、女性からしたら「結局イヤなんでしょ」と思われてしまうのです。
特に逆接の言葉を使うときは気をつけてください。
むしろ「暇なわけないじゃん」「嫌なんて全く思ってないよ」と打ち消しの言葉を入れて女性を安心させてあげましょう。
言葉には「言わなくてはならないこと」と「言わなくてもいいこと」があります。
多くの人がこの「言わなくてもいいこと」まで言ってしまうから「一言余計」と言われるのです。
だって、「嫌なわけじゃない」んですよね?
「だけどもっと楽しめる方法があるかもしれない」という意味の逆接なのだとしたら、「もっと楽しめる方法があるかもしれない」ということは「言わなくてもいいこと」なのです。
だったら自分から、「楽しめる方法」へ持ち込めばいいのです、言葉にせずに。
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