いかがでしたか。言葉には「自分が認識している意味や語感」と「世間一般(もしくは相手)が認識している意味や語感」があります。今日上げたもののほかにももっとたくさんあるのです。「自分の認識している意味や語感」と、「相手の認識している意味や語感」が一致していて初めて意思疎通が正しくできたということ。
「いざなう」を漢字で書いても「誘う」(さそう)と読む人が多いですよね。
でも「さそう」と「いざなう」では、少し語感が変わってきませんか?
だったら最初から正確に伝わるようにひらがなで書くことをお勧めします。
辞書を使って一つずつ緻密に意味を覚えたところで、世間では異なる意味で使われている言葉も多くあるのはみなさまご存知のことでしょう。
「煮詰まる」=「行き詰まる」ではありません、「いよいよ結論に近づく」という意味です。
「失笑する」は「苦笑いをする」や「小馬鹿にする」という意味ではありません、「笑いをこらえていたけれどもこらえきれずに笑いが出てしまう」という状況を言います。
でも相手がどちらの意味で捉えているかなんてわからないし、もしくは自分が誤った意味を覚えてしまっていたかもしれませんよね。
これは社会人生活でもきっと役立つことです。
ぜひ一度、言葉の使い方を見なおしてみてくださいね。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
※本ページはプロモーションが含まれています。