ついに私にも!プロポーズがやってきた!
幼い頃から、夢にまで見たプロポーズ。
今までの笑いも涙も、いっそのこと忘れてしまいたい喧嘩ですらも、すべて想い出になる瞬間。
一世一代の、ドラマティックな場面です。
実はプロポーズの起源は古く、西洋では、古代ローマ・ギリシャ時代からすでに存在していたと言われています。
日本でも、平安時代は和歌を贈りあう習慣があり、江戸時代には庶民の間にも、手紙や歌によるプロポーズが広まりました。
現代においては、花束と指輪を贈られるというスタイルがスタンダードになっています。
プロポーズで花束を贈る風習は、19世紀に西洋から始まったと言われています。
当時は野に咲く花を摘み花束にして、プロポーズ。
女性がプロポーズに応える場合は「花束の中から1本花を抜き取り、男性の胸に飾る」というものでした。
日本ではまだまだ、花束を抱えて歩く男性を目にすることは珍しいですが、大きさに関係なく、花束を贈られると嬉しいものです。
花束に込められた想いや、願いをひもといてみましょう。
花束に込められた想い
花を束ねる。と書いて花束。
繊細な命を集めたそのギフトは、贈るの気持ちも贈られる人の喜びも一つに束ねて、美しく存在します。
花束自体に込められた想いは場面や人によって様々ですが、花束を贈るという行為には共通する想いがあるはずです。
人間は古来から、特別な場面では、花を贈るということを大切にしてきました。
西洋から来た文化ではありますが、日本でも、源氏物語の中で男女が花を贈り、愛を伝える場面があります。
生活必需品でないからこその、華やかさや特別感が、時代を超えて愛を表現しているのかもしれません。
また、<花を添える>という言葉があるように、花を贈ることで、大切な想いや時間を、より印象的にします。
だからこそ、人生の岐路となるプロポーズの時に花束を贈られたとしたら。
その花束の持つ意味も大切にしたいと思いませんか。
『綺麗だから』『驚かせたいから』を超えた、彼からのメッセージを、少しだけ覗いてみましょう。
花の持つ言葉
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