デートをした後こそ、待つべし。
初めてのデート。
かなりいい時間が過ごせました。
でも、デキル女になるためには、ここからが肝心なのです。
それは、相手からの連絡をひたすら待つ女でいることが、デキル女。
その出会いを成就させるカギを握っているのです。
デートから帰って来て、テンション上がりっ放し。
早くLINEしてお礼言わなきゃ!
デキル女はそんなこと思いもしません。
お礼上手は恋愛上手だし。
わたし、デキルオンナだし!
それアウトです!
その行動が、デキル女とヤレル女の境界を、あやふやにしちゃう落とし穴なんですよ。
相手の男性も、きっとあなたと同じくらいテンションが上がっているはず、思い出し笑いなんぞして、ニヤニヤしてるかもしれません。
次はいつ誘おうかな。
なんてうれしい気持ちでいっぱいかも。
そんなときにあなたから、
「今度、いつ会える?」
なんてLINEがきたら多分、さっきまでのドキドキが一気にダウン!しゅんっとしてしまいます。
それは、彼が持ちたかった主導権をあなたが奪ったから。
デキル女からヤレル女になった瞬間でもあります!
そう!男性はやはり主導権を握りたいのですよ。
というよりも、女性よりもロマンティックな生き物のようです。
もっとデートの余韻に浸っていたいのです。
今度、いつ会おうとか。
どこに連れて行くと喜ぶかな。
などなど、いろいろと自由に妄想させてあげてください。
ロマンチストな男性たちには、映画やレストランなど、あれこれ検索する時間も欲しいのです。
そんな男性の楽しみを奪うあなたは、もはやデキル女ではありません。
残念なことです。
ヤレル女ではなく、デキル女になりたいあなたは、気をつけてね。
待つこと!それは苦しみ!?
ある女性がいました。
その名はずばり、アンハッピーちゃんです。
その女性は、性格がよく、気遣いもでき、周りのみんなからも信頼されるデキル女に見えます。
でも、恋愛となると、たちまちデキル女からヤレル女になってしまうのでした。
それは、彼女は恋をしたとたんに、相手を求めすぎて待てない女に変貌してしまうから。
仕事もでき、性格もさばさばしていて、優しいし、話し上手。
男性は、そんな彼女の第一印象を、気さくでサバサバしていてカッコいい女と思います。
面倒臭くない女性だし、美人だし、付き合いたいな。
しかし、いったん付き合って、彼女の内面のフタを開けると、恐ろしく寂しがりやだということに気付くのです。
寂しがりやは、デキル女とは言えません。
まずは、連日届く、文章量の多いLINE。
なかなか切ってくれない電話。
次のデートへの催促。
そして、忙しいからと、彼が告げても、疑っている様子。
「他に、オンナがいるのでは?」
「本当は、結婚しているのでは?」
「仕事と言いながら、実は私を避けているのでは?」
もう、彼女のモヤモヤは、加速してぐるんぐるんっと大きな渦を巻いています。
しかし、この状況のヤバさに気付く彼のスピードも、恐ろしく早いのです。
「あっ、しまった!このオンナ、面倒くせえ!」
「それに疑い深い」
「俺を信じていないし」
もう彼は、彼女との恋の虎の穴から、もうスピードで脱出したいのです。
そう!一秒でも早く!逃げ出したいのです。
しかし、彼女も、そうはさせません。
会いに来ないなら、私が行くのだ!
その行動力こそデキル女だと勘違いしてしまっているから、もうどうにもとまらない。
そして、彼のマンションに、差し入れのサンドイッチなどを持って行くのです。
なぜって!?それは、彼女がデキル女だと思い込んでいるから。
一方、男性は、居留守です。
インタホーン越しに見える彼女の姿は、もはや彼には妖怪にしか見えません。
この住まいを教えてしまったことを深く後悔しています。
しかし、彼女はインタホーンを押し続けます。
彼女の形相は、もう、彼が一瞬でも恋した乙女のそれではありません。
怖いのです!恐ろしいのです!
男性は、胸の前で手を合わせます。
そして、祈ります。
「帰ってくれ」と。
「お願いだから」と。
あきらめた彼女は、仕事が忙しいのね!と自分に言い聞かせ岐路に着くのです。
待つこと!それは、楽しみ!!
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