人を好きになることを避けてしまう人たち
「先輩って素敵だな～、でも私には別に関係ないし・・・」
「良い人はいるけど、ちゃんと好きになれるのかな・・・」
「私の好意は誰にも知られたくない！」
人に告白をすることを、ためらってしまう人はよくいます。
しかし、最近では、このように「人を好きになること」を、ためらってしまう「好き避け人間」が増えています。
街中でラブラブなカップルを見て、「良いな～私も恋人欲しいな～」「素敵な恋がしたいな～」と思い、友だちに男性を紹介してもらいます。
しかし、「まぁ確かに良い人だけど、ちょっと違うかな・・・」「なんかフィーリングが合わないような・・・」と言い訳をして、恋をすることから、目を背けてしまう「好き避け」行動をとってはいませんか？
この「好き避け」を克服して、恋愛と向き合いたいと思っていても、「好き避け」の心理や原因を理解していないと、「好き避け」を克服することはとても難しいです。
「とにかく場数を踏んで、男性に慣れることから始めよう！」
「多くの男性に会えば、きっと運命の人が見つかるかも！」
と思い、合コンや友だちに男性を紹介してもらう「荒療治」をしても、「好き避け」は克服できません。
むしろこのような、体育会系よろしく、根性論丸出しの「荒療治」では、「好き避け」を克服できない自分に失望してしまいます。
「もう私は恋愛に向いてないんだ！」
「これからは友だちと楽しく遊ぼー！」というような、「開き直り」「現実逃避」を発動してしまうことも。
その結果、ますます「恋をする」ことから遠のき、歳を重ねていってしまいます・・・
「好き避け」を克服するためには、まず、なぜ「好き避け」をしてしまうのかの「心理」や「原因」を理解する必要があります。
その「好き避けをしてしまう心理や原因」を理解して、初めて「恋に向き合う」ことができます。
「私はちゃんと恋愛できるから！」
「私は彼氏もちゃんといて、恋愛の臆病者とは違う！」と思っている人でも、冷静に自分へ問いかけてみましょう。
「好き避け」の疑いが、少しでもあったとしたら、その少しの「好き避け」が、「現在は」順調な恋愛に、ヒビをいれる可能性があります。
「１００%好き避けガール」も「５０パーセント好き避けガール」も、「好き避け」の心理を理解して、「完璧な私」で恋愛を楽しみましょう！
「好き避け克服の第一歩」好き避けの心理を知ろう！
「好き避け」を引き起こす、主な心理。
それは、「自分への自信のなさ」です。
まぁ「そりゃそうじゃん」「いや、それくらい知ってたけど？」みたいな感じですよね。はい。
しかし、この心理をちゃんとひも解くことが、「好き避け」の理解を導きます。
具体的に説明していきます。
「自分への自信のなさ」は、「失敗することへの恐怖」につながります。
この「失敗することへの恐怖」は、「自分なんかが告白しても成功するわけがない」という考えをもたらします。
人を好きになり失敗でもしたら、自分の自尊心を傷つけてしまいます。
また、周囲から「失敗者」のらく印を押されてしまい、余計に自尊心が傷ついてしまうかもしれません。
そのため、自分の自尊心を守るために、「好き避け」をするのです。
つまり、「別に恋愛って無理してするもんじゃなくない？」「あぁイイ男って全然いないわー」「二次元サイコー！」
と言い訳をして、「告白しても成功するわけがない・・・」「自分なんかより素敵な女性は、周りにいっぱいいる・・・」
という、本当は恋をしたいくせに、失敗して傷つくことを恐れて、「恋をしない言い訳」をしているだけなのです。
また、この「自分への自信のなさ」は、「自分なんかが好かれるわけがない」と考えにつながります。
そのため、相手に過度な気遣いや、嫌われないように振る舞うなど、「良い人」を演じてしまいます。
「良い人」を演じるのはとても疲れます。
その疲れが、「どうせ、人に会っても気を遣ってばかりで疲れちゃうから、一人でいる方が気楽でいいや～」という考えを導き、人付き合いを避けるようになってしまいます。
このように、「自分への自信のなさ」が「好き避け」の心理なのです。
「好き避け克服の第２章」なぜ私は「好き避け」をするようになったのか？
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