スタイルがいいってどういうこと?
最初に、「スタイルがいい」「美しい」ということについて、少し考えてみましょう。
人間が本能的に「美しい」「安心する」と思える造形には、ある特徴があります。
例えば、「左右対称(シンメトリー)」なもの。
国をこえて美形とよばれる人は、奇麗なシンメトリーであることが多いです。
建物でも、京都の世界遺産平等院鳳凰堂、インドの世界遺産タージマハルも左右対称の美しさが評価されています。
他には、「丸い」ものだったり、「しなやかな曲線」があるもの。
「丸い」ものは赤ちゃんでも認識がしやすい図形、といわれています。
なので、赤ちゃん向けの人気キャラクターやおもちゃは、丸い物が多いですよね。
というように、広く愛される建造物や芸術品、人、キャラクターなどは、人間が本能的に美しいと思える、親しみをもてるような共通点があります。
一方で、美に対しては、そんな本能的な面があると同時に、変化する面もあります。
実際、美意識は国によって違うし、時代によってどんどん変わっていくもの。
平安時代は色白、下膨れ、目が細くて切れ長、漆黒の長い髪の女性が美人とされていましたよね。
時代によって、人によって、性別によっても異なるものです。
欧米では男性にとって、豊かな胸の女性はとても魅力的ですが、日本人男性は、胸よりもヒップに魅力を感じやすいともいわれています。
では、近年の先進国や、日本における「スタイルがいい女性」の特長はどんなものでしょう。
小さい顔に長い手足、究極に細いモデルのようなスタイル?
近年、モデル業界では、やせ過ぎのモデルを規制する法律ができたり、細すぎない健康的なスタイルを好む傾向があります。
モデルがスタイルのよい代表だとすると、「痩せている=スタイルが良い」という時代ではなくなってきていますね。
また、最近では女性のスタイルに対して、筋肉が注目されています。
モデルの中村アンさんみたいに、お腹まわりがきりっとして、ひきしまったメリハリスタイルがいいと思われてきていますよね。
つまり現在は、細すぎず、でもメリハリがあるスタイルが美しい、と評価されているといえます。
しかし、先ほどもお伝えしたように「スタイルがいい」「美しい」という概念は、どんどん変わっていきます。
自分にとって、どのようなスタイルがいいのか、周囲に惑わされず考えておくことが必要です。
それでもやはり、今流行の「細すぎないメリハリのあるスタイル女性」になりたいと思っている方。
流行のスタイルでない自身のスタイルがコンプレックスで、恋愛にも消極的になってしまう方。
そんな方には、メリハリスタイルを目指して、今日からできる3つの簡単技を紹介します!
その1、全身化粧技!
自分の体型としっかり向き合い、自身のバランスをトレンドファッションアイテムを活用して、調整しましょう。
あなたにとっての「スタイルがいい」がメリハリのあるスタイルであると前提するならば、身につける物=ファッションアイテムで、メリハリを調整すればいいのです。
つまり、お化粧と同じです。
化粧も顔のバランス、肌の調子を調整しているものですよね。
全身も同じです。
ファッションアイテムで、全身をお化粧すると思ってみてください。
幸いにもファッションアイテムの中には、全身をお化粧したい女性の味方となるアイテムがたくさんあります。
大切なのは、アイテムをうまく活用するためにも、自身のスタイルの短所と長所をしっかり理解しておきましょう。
そして、短所を長所にとらえ、一つの長所を最大限強調するファッションを身につけるのです。
例えば、肩幅が広くて、太ももが太くてスタイルが悪いと感じている女性がいたとします。
しかし、短所と思っている肩幅が広いということは、その分小顔にみえるということ。
なので、いっそオープンショルダーのブラウスなどを活用して、肩に注目させることで、小顔効果を狙うことができます。
また、太ももが太いということは、ヒップも大きくて魅力的ということ。
それを長所と捉えて、太ももより魅力的なヒップに目がいくような、少しロングのタイトスカートを着こなしてみてください。
一気にメリハリある、女性らしいスタイルを手にいれられます。
ファッションアイテムの要素として、カラーやパターン(柄)も大切です。
深みのある色は明るい色より後退してみえ、細くみえますよね。
また、同じ形の服であっても横縞よりも縦縞の方が、細く感じますよね。
カラーやパターンで人間の視覚錯覚をうまく活用すると、みえるスタイルは全く異なってきます。
カラーやパターン特長もうまく利用して、全身にお化粧をし、メリハリをつけてみましょう!
その2、ポーズ、ふるまい技!
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
※本ページはプロモーションが含まれています。