どうして苦しい恋をするのか。
自ら願い出て苦しい恋を選んでいる人は少ないと思います。
できれば、いないと断言したいです。
わざわざ苦しい恋をする必要はないと思っているのに、どうして経験する事になるのでしょうか。
最初から苦しい恋になると分かってする人もいれば、そんなつもりはなかった人もいるでしょう。
ただ共通するのは、ちょっとしたスリルと特別感に感情が揺さぶられてしまうのです。
苦しい恋というよりは、刺激的な恋という感覚なのだと思います。
自分が選んだ道なのだからと苦しい恋をしている自分が、ちょっとカッコ良く思えたりもします。
でも、苦しい恋は苦しいだけで、それ以上でもそれ以下でもないのではないでしょうか。
不倫や浮気という苦しい恋をしていて、さすがにやめないといけないと思っているあなたの、参考になればと思います。
このコラムを読んで、自分にとっての本当の幸せとは何なのかを考えてみてくださいね。
苦しい恋の反動。
苦しい恋をしている時、基本はその時だけを楽しめるように努力します。
苦しい恋をしている二人には別の現実世界がある事を飲み込んで、二人の時間を楽しもうとしているからです。
でも時々、あり得ない期待をする事があります。
約束をしていない日に突然部屋に来てくれるのではないだろうか、仕事終わりに会社前で彼が待ってくれているのではないだろうか、タブーにしている時間に連絡が来るのではないだろか。
絶対にあり得ないと思う事に期待をするのです。
でも、いくら待っても部屋の扉は開きません。
仕事終わり、何度も会社のエントランスを見渡しても、彼の姿はありません。
穴が開くほど携帯の画面を見つめていても、連絡は来ません。
期待の世界で架空の幸福を感じれば感じるほど、期待を実現されなかった反動は強いです。
苦しい恋はそんな無意味な期待と、幸福感と反動の虚しさの繰り返しです。
いつまでそんな灰色のループの中で生きていくのでしょうか。
あなたはそれで幸せと思えていますか?
苦しい恋の未来。
苦しい恋の行く末を考えた事はありますか?
考えないようにしている人もいるでしょう。
それはなぜか、良くない未来が待っていると推測しながら、それを認めたくないからです。
考えるという人は、良くない未来を考えつつも、もしかすると明るい未来が待っているのではないかと思っていませんか?
苦しい恋のど真ん中にいると、ほんの少し光を見たいと思います。
その光は、残念ながら現実では見る予定が立ちません。
彼が苦しい恋を抜け出す手助けをしてくれる素振りもありません。
手助けをする口約束が甘い言葉と甘い時間の中で発せられたとしても、それは何の約束にもなりません。
その言葉に信用がない事は、苦しい恋をしているあなたが一番よく分かっているはずです。
だから、まだ見ぬ未来に光を求めるのです。
そんな事をすればする程、苦しい恋のツラさを実感するだけだと分かっていながら。
自分で明るい未来を想像し、そんな未来を夢見て、そして泣くのです。
苦しい恋をしていていると何の約束もできません。
こうなったら良いねと言う想像を、二人でしている時はとっても幸せかもしれませんね。
彼が二人の未来を考えてくれているだけで嬉しいでしょう。
でも、二人は知っています。
そんな未来など来ない事を。
笑って未来を語り合っている事が限界である事を。
苦しい恋の限界を。
苦しい恋の実り。
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