共依存とは何なのか?
「共依存」という言葉は聞き慣れない人も多いと思いますが、共依存は簡単に言うと、恋人に依存している人のことです。
これだけだと、「依存」と言われるだけですが、共依存はその言葉通り「2人とも依存している」という状態になります。
つまり、自分も彼氏に依存しているけれど、彼氏の方も自分に依存している関係、これが共依存と言われる症状になります。
「お互いに依存しているのだから共依存はいいものでは?」と思う人もいるかもしれませんが、共依存は一方通行な依存よりも重くて、お互いに疲れてしまい上手く関係を長続きさせることができなくなってしまうんです。
折角好きな人とカップルになれても、お互いに依存していたらダメなんです。
共依存は目に見えるわけでもなく、付き合ってすぐに分かるわけでもないので、相手はもちろん自分でも自分が共依存症であることに気付いていないという人は多いんです。
自分では当たり前だと思っていた行動が、実は共依存だからこその行動だったということを知ることが出来れば、いくらでも改善していくことができますが、共依存だと気づいていなければ、幸せになれない恋愛を繰り返してしまうだけなんです。
自分自身でも「これは共依存の特徴だな」ということが分かれば、これまで上手くいかなかった恋愛を変えていくようにすることが出来るのではないかと思います。
そこで今回は、共依存の人の恋愛の特徴について紹介していきたいと思います。
恋人だけが頼りになっている
共依存の人の恋愛の特徴1つ目は、「恋人だけが頼りになっている」です。
恋人が出来れば、共依存の人であろうがなかろうが「恋人が1番」と感じることはあると思いますが、人間生きていくために必要なことって恋愛だけではなくて、あなたの周りには家族や友人など自分のことを支えてくれる人は沢山いるはずです。
それなのに共依存の人は、恋人が出来ると恋人だけにしか目に入らないので、何でもかんでも恋人に頼ってしまうんです。
それがたとえ恋人の知らないことだったとしても、「あなたがいなければ出来ないことなの」などと言って、周りの人ではなくて恋人にお願いしてしまうんですよね。
悩みがあった時も、「どうしたらいいのかな?」と打ち明けるのは恋人の前だけで、いくら家族や友人があなたのことを気にかけてくれたとしても共依存の人は「私には恋人がいるから」の一点張りで、周りには打ち明けようとしません。
確かに、周りには話せないけど恋人には話せること、女性には頼れないけど男性にだったら頼れる力仕事というものはあるかもしれませんが、恋人だけに全てを自分のことを背負わせてしまうと、恋人は限界を感じてしまいやすくなります。
どんなにあなたの理想の恋人だったとしても、相手だって同じ人間なので完璧にこなせないことは沢山ありますし、ちょっと疲れてしまったな、なんて思うことはあるんです。
しかし共依存の人はそんな恋人の様子には気付くことが出来ず、何でもかんでも恋人に任せてしまうんです。
自分には恋人しかいない、恋人が出来ないことは日本中、世界中の誰もが出来ないことだと思い込んでしまっています。
恋人にも得意なこと不得意なことがたるのは当たり前で、恋人の不得意なことが周りの友人の得意なことであることは、珍しいことではありません。
1人で出来ることは1人でこなしていくというのはもちろんのこと、何でもかんでも恋人ばかりに頼らず、周りの人に助けてもらえるようにしなければいけませんね。
1人でいることが怖いから常に恋人と一緒にいる
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