男性恐怖症とは|男性恐怖症と男性が苦手な人の違い
男性恐怖症と男性が苦手な人の違いは、程度の差でもあるため線引きが難しいのですが、決定的な違いは文字通り「恐怖」を感じるかどうかが診断の決め手となります。
男性が苦手な人は、男性と話すことに抵抗がある、男性が近くにいると赤面してしまうなどですが、男性恐怖症の人は次のような症状があります。
男性恐怖症の症状
・男性に対して威圧感や恐怖、不安を感じる
・男性と話すと呼吸が苦しくなったりめまいが起こるなど、身体的な変化が現れる
・男性のことを考えると嫌悪感を抱く
・男性と一緒にいると普段通りにものが考えられない
これらは症状のごく一部ですが、明らかに「苦手」という範囲を超えているのがわかりますよね。
では、男性恐怖症はなぜ起こるようになるのでしょう。
男性恐怖症2つの原因
男性恐怖症の原因は、大きく分けて2つあります。
1つは心的外傷と言って、大きなトラウマが原因になっている場合です。
そしてもう1つは神経症が原因になっている場合です。
これら2つが大きく分けて、診断の際によく見られる原因です。
1. 男性恐怖症2つの原因|トラウマ
過去の何らかの出来事で心的外傷=トラウマを抱えている場合、トラウマになる原因は次のようなことが考えられます。
・子どもの頃、男の子からひどいいじめやからかいを受けたことがある
・男性から痴漢や強姦など、性的暴力を振るわれたことがある
・父親など身近な男性から、自分または母親が暴力行為を受けていた
・DVや精神的ショックを伴う、辛い失恋体験
・会社の上司や同僚などによる、言葉のセクハラを受けたことがある
からかいや言葉によるセクハラなどは身体的な痛みを伴わないため、危害を加えている本人は冗談で行なっていることもあります。
しかし、受けた方は精神的なショックが大きく、男性に対して恐怖心を抱いてしまうことがあるのです。
2. 男性恐怖症2つの原因|神経症
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