未だに元彼に対して未練がある人はもちろん、自分ではもう踏ん切りは付いている、未練なんて一切残っていないと自負する人でも、これによるもやもやが起こる可能性はあると思われます。
いくら元彼に未練なんてないと言う人でも、元彼の結婚という事実を目の当たりにして自分でも気付いていない、心の奥底にあった僅かな未練が掘り返されることも考えられるんです。
ましてやフラれた側ならなおさらです。
フった側なら本当の意味で未練がないかもしれませんし、別れてせいせいしている人も少なくはないので、結婚というキーワードがあったとしても思うところはないのでしょうね。
でもフラれた側は、自分が別れを決意していない状態で別れを突き付けられたという状況を考えると、その後も別れを受け入れられない状態が続くことが予想されます。
それによって、「わだかまり」「心残り」「傷心」というネガティブな感情がいつまでも残り続けることになり、暫くは元彼を引きずるようになってしまいます。
でも年月を経てそのネガティブな感情は癒え、フラれた側もいずれ日常に戻ることになるのですが...元彼の結婚という事実がそれらの感情をまた浮き彫りにしてしまうんです。
そのようになると、もう「もやもや」というより「結婚が許せない」と思う自分を自覚できるような感情に行き着くこともあります。
未練とは、「元彼のこと...あんなに好きだったのに」という寂しげな感情だけでなく、「あんな別れ方をしておいて...よくも結婚だなんて!」怒りの感情も含まれているんです。
なお元彼の結婚に対して、このケースが一番もやもやや、ショックを起こしやすいと考えられますので、一度自分に未練があるかどうかをチェックしておくといいですね。
「自分だけの彼だった」ことが覆るから
あなたが元彼と付き合っていたときは、紛れもなく元彼は「あなただけの彼」ですよね?
じゃあ別れたあとはどうなるのかと言うと、もちろん「ただの他人」または「顔見知り」「知り合い」「友達」と、カップルの終わり方によってその関係は変化します。
どちらにせよ「あなただけの彼」でないことは間違いありませんし、そこは言われなくったってあなたはしっかりと自覚されていると思います。
でもそんな風に思っていても、実は心のどこかで「元彼は私がいなきゃだめだから」とか「どうせまだ彼女もいないんでしょ?」とか、別れたあともちょっとおせっかいめいた考えをしているんじゃないでしょうか?
そして、あわよくば「別れてからの劇的な復縁結婚!」という気持ちも土台無理だと理解はしているものの、一握の希望として心の中にほんの少しだけ残っているんじゃないでしょうか?
そんな元彼に対して残った気持ちや希望を巡らせている最中に、まさかの元彼結婚の一報...あなただけの彼だった元彼は、この時点で絶対にあなたの手の届かないところに行ってしまった訳です。
これまでなら、元彼が誰かと付き合っていたところで別れてしまえばフリーなので、もしかするとまた自分と付き合うかもしれない、復縁の可能性があるかもしれないという希望的観測が許されました。
でも「結婚」「婚姻関係」となれば容易に別れるなんて考えられませんし、そもそも元彼は自分とは違う別の女性を伴侶に選んだという事実は、「自分だけの彼だった」ことを完全に覆してしまったんです。
このケースになると、もやもやというより大きなショックとなるんじゃないでしょうか?
なお、元彼が結婚していても構わず不倫をしようとしたり、略奪婚をしようとするのは絶対にやめておいて下さい。
社会的立場の損失、慰謝料、周囲からの信用失墜などなど、失うものがカップルのときに同じことをするのとは比べものになりませんし、人間性を疑われてしまえば生きることすら難しくなってしまいますよ?
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