食事のマナーってどこで覚えた?
食事マナーを学ぶ機会って、実は幼少期の頃から続いているのです。
お母さんやおばあ様にこんな風に言われませんでしたか?
「食事中にひじをつかない!」「口にモノを入れたまま喋らない!」
こういう日々の教育の中で、あなたの食事マナーを確立されていったのです。
そして、外で食事をする時にはまた、新たな食事マナーを習得します。
小さな頃から家族で高級レストランへ行く習慣のある人であれば、大人になる前から自然と食事のマナーが身についていたでしょう。
仕事を始めてから先輩に連れて行ってもらったレストランがフレンチで、どのようにフォークとナイフを使えば良いのか分からない時がスタートだった人もいるでしょう。
仕事上、新入社員研修の時に食事マナーの研修を受けて知ったという人もいるでしょう。
そうやって少しずつ大人の食事マナーも覚えていくのです。
ただ、日々の教育を無視してきた人や大人の食事マナーに関わる回数があまり多くない人にとっては、まだまだ食事のマナーは自分のモノになっていないと思います。
そういう人は、男性とのデートで後悔をするはずです。
ちゃんと食事のマナーを身につけておけば良かったと。
食事中の姿勢マナー。
日本人とは言え、最近は正座をする機会が減っていますよね。
自宅で過ごす時、座布団に正座をしているという人は多くないでしょう。
ですから、和室で日本料理を食べる時など座布団一枚が置かれていて、掘り炬燵でもなかったら一瞬怯んでしまいますよね。
そんな高級な料亭などで食事をする事なんてあまりないから問題ないと、素通りしそうな事ですが、本当にそうでしょうか。
お付き合いをしていれば、彼と一緒に温泉旅行へ行く可能性はありませんか?
ありますよね。
何でしたら、あなたの方から温泉に行きたいと言い出しているのではないでしょうか。
彼との温泉旅行は楽しいでしょうね。
開放的な気分になって、ゆっくり日々の疲れもとれますしね。
でも、旅館での食事が部屋食であれば、畳に座布団一枚というシチュエーションになりますよね。
ほら、私には関係ないとは言えなくなったでしょ?
しかも、旅館では普段着ではなく既に食事の時には浴衣になっていますよね。
浴衣に正座という不慣れなシチュエーションを楽しんでいるのは良いですが、ちょっと気をつけたいですよね。
だって、いつものように椅子に座って楽な体勢で食事ができる訳ではありません。
食事開始の時点では気を使って正座をする事も可能ですが、正座に慣れていないとすぐに痺れてしまいます。
彼も痺れを我慢しているあなたに気を使って、足をくずせば良いと言ってくれると思います。
足をくずしたとしても、普段胡座をかいて食事をしている癖があるなら、所謂お姉さん座りを継続しているのも結構キツイと思います。
和室での食事マナーとしての座り方がなっていない事は、すぐにバレてしまいます。
まぁ、それだけで彼の気持ちが離れていくという事はないでしょうけど、あなたが普段どれだけ楽な姿勢で食事をしているか気付けると思います。
今回はよく知っている彼とだったから良かったものの、これが初めて会う彼のご両親との食事会だったらどうしますか?
いずれ来るかもしれない機会を想定して、食事マナーとしての姿勢を習得しておいても損はないと思います。
何も和室での食事マナーとしての姿勢だけではありません。
外で食事をする時、だいたいは椅子に座りますよね。
その時の姿勢、どうなっていますか?
ダラッと背もたれに全部身を預けていませんか?
いつもの食事場所であればそれでも良いのかもしれません。
しかし、キチンとした食事マナーが必要とされるようなレストランでは、良い姿勢とは言えません。
お店の雰囲気に合う振る舞いを見せたい所です。
彼も、あなたが美しい姿勢でいてくれたら、素敵なお店に連れてきた甲斐があるってモノですよ。
口に運ぶ食事マナー。
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