２.彼氏とあなたで元カノの思い出を共有してしまう危険性
たとえば幸運にも、彼氏があなたに元カノの話をしてくれて、あなたも心安らかなまま最後まで聞くことができたとしましょう。
彼氏はきっと、あなたが元カノのことを全く気にしていないと思って、そのうち「ここ、元カノとも来たんだよね」「元カノにこんなことを言われたんだよね」と話してくるようにもなるでしょう。
彼はそんなことも、友達とした会話を恋人にちょっと話すような程度のことだと思っているはずです。
さて、彼氏の口から度々元カノの話題が飛び出すようになってきたとなれば、きっと次第に「なんで私といるのにわざわざ元カノの話をするの？」「そんなに元カノのことが好きだったわけね？」と苛ついてくるはずです。
それを彼氏に打ち明けた時、彼氏はあなたのそういう裏腹な思いに気づいてくれるでしょうか。
おそらく可能性は低いでしょう。最近まではこんな話しても怒らなかったのに、と。
もしも幸いにしてあなたの気持ちに気づいて控えてくれたとしても、あなたはどこかへ行って彼氏が何も言い出さないと「今、元カノのことを考えたりしたのかな？」と疑心暗鬼になっていくこともあるかと思います。
もしくはすでに、「前、彼氏がここ元カノと来たって言ってた場所だ……」と彼氏が話していた内容があなたの頭のなかにインプットされてしまっていたら……もう地獄です。
３.元カノを悪く言う男は少ないと肝に銘じる
もう使い古された言葉ですが、男性の恋愛は上書き保存されません。別名保存なのです。
私が付き合ってきた男性も、そして周囲の男性の話を聞いていても、元カノを悪く言うような男性にはほとんど会ったことがありません。
もしかしてそれは、彼なりの配慮なだけであって、別に元カノに対して未練があるとか、元カノを良いと思っているというわけではないのかもしれませんが、元カノの話をされて彼氏が元カノを一言も悪く言わなかったら、正直言ってちょっともやっとしませんか？
もちろん悪口を言ってほしいわけではありませんが、率直に言うとまだ褒めるよりはけなすのを聞くほうが心に波が立つことはないでしょう。
だれだって元カノと比べられるのは嬉しくないはずです。 彼氏の中で一番でありたいですよね。
でも、そんな女性の思いに気づく男性はほとんどいません。 なぜか目の前にいる彼女よりも元カノの方に気遣いが向かってしまうものなのです。
そんな話を聞いていて、自分の自尊心が傷つけられるのって本当であれば無駄だと思いませんか？
もし彼氏に「元カノはこうしてくれた」と比較されることがあれば、すぐに別れろと私はどんなカップルであっても言います。
こんな言い方をしては良くないのかもしれませんが……たった一人の男の中で、自分の希望にあったところだけをわざわざピックアップして傷つけられただけのことであっても、愛する恋人に比較され傷ついた自尊心の傷は広がって、自分自身の価値を自分が下げてしまう結果になりませんか？
ただその男性のエゴのせいで、配慮のない一言のせいで、自分の価値を見失うようなことはあってはならないと思うからです。
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