彼氏のどんなことでも許してあげたい、彼氏以外に私を認めてくれる人はいないと思い込んでいる人もいます。
自ら周囲の友人や親などと距離を取って、彼氏にのめり込んでいくタイプの方もいますが、そのようなタイプは彼氏以外の方の助言が耳に入らないので、彼氏の言っていることを客観的に判断する能力を失っていく可能性があります。
友だちと話をしていても「友達は彼氏がおかしいって言うけど……」と友達の方を疑ってしまったり、友達が助言してくれても右から左へ流れていったり……そういう方も同じような状況に陥ってしまう可能性があるといえます。
そういう方は他に心の拠り所を作っておかないと、自分には彼氏しかいないと思いこんでしまい、無意識のうちに彼氏を失うことが怖くなって、彼氏を許すことしかできなくなってしまうのではないでしょうか。
自分の存在を肯定してくれるネットワークを、できるだけ多く持っておかなくてはならないと、私が思う理由はここにあります。
できるだけ多くの人とふれあい、自分の価値観を世間一般に合わせていつもチューニングできる環境に身をおいておくことで、彼氏に振り回されない自分になれると思うのです。
#5 他人を許す環境に身をおいてきた
最後は、他人を許すしかできない環境に身をおいてきたということ。
これは苦しい環境で育ってきたことの裏返しなのかもしれませんが、たとえば姉妹で妹がいつも可愛がられており、自分はいつも妹を優先してきた……という方や、自分にコンプレックスがあって仲間はずれにされないように、他人の多少の失礼には寛容になってしまった……などがあげられるでしょう。
これを克服することは非常に難しいことですし、言ってしまえば彼氏をダメ男にしてしまうとかどうとか以前の問題ですが、こういう自分を認識できていなかったのであれば、認識するための一つのきっかけになったと思ってもらう方が良いでしょう。
もし自分がこれに該当すると思うのであれば、そういう自分をまずは理解して、その呪縛を解く方法を模索するほうが良さそうです。
ここで深く言及することは避けますが、自分のアイデンティティにかかわるところなので時間をかけてでも解決すべきだと思うし、そのためであれば原因となる人物や環境からはできるだけ距離を置くべきです。
それがたとえ周囲からすれば、ワガママだと思われることだろうとしても、です。
ダメ男のスパイラルにハマる前に
ダメ男のスパイラルにはまってしまうと、自分も次第に世間の一般的な感覚から離れていくし、彼氏に支配されていくし、とにかくいいことはありません。
そのためにも、まずは自分が彼氏をダメ男にしてしまっていないか、彼氏がもつダメ男因子を引き出していないかをセルフチェックしてみてくださいね。
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