「彼女が彼氏に萎縮する」のは共依存カップルによくある現象で、共依存かどうかの判断や指標としてかなり参考になると考えられます。
むしろ、この現象がない共依存カップルの方が少ないんじゃないでしょうか?それだけ共依存の一般的な特徴だと言えます。
では具体的な特徴ですが、彼氏に萎縮する女性は要は彼氏に対して恐怖を抱いている訳ですから、できるだけ自分が恐怖に曝されないように立ち回ります。
例えば、明らかに彼氏が間違っている出来事があったとしても、指摘をすることで怒りを買ってしまうことを恐れて何も言わないことを選ぶんです。
その他、抵抗や拒否も同じく怒りを買う恐れがあるので、彼氏の言いなりになる、顔色を伺う、ビクビクするといった状態になると考えられます。
さらに、萎縮によって大きくなった恐怖によって、考えがまとまらない、思考停止に陥ることも少なくなく、それによりますます自分の意見を失くしてしまうでしょう。
でも、彼氏にそれほど恐怖を抱くなら、付き合ってる意味なんて一つもありませんし、さっさと別れてしまえばいいんです。
しかしこの場合、共依存だからそんな簡単にいかない、共依存だからこそこんな彼氏でも離れられないことが考えられるんです。
その理由ですが、この場合の共依存の女性はそんな彼氏であっても、「見捨てられたくない」「嫌われないようにしよう」という心理が根底にあるようです。
意見も抵抗も拒否もせず、ただただ彼氏の言いなりになることで、自分なりに少しでも嫌われる可能性を下げているつもりなんです。
萎縮という現象は、正直なところカップルの関係上においてほんの少しもプラスになることがありません。
それに萎縮はあくまで自己保身ですので、自分を守ることに精一杯になって、共依存というその異質な関係にも気付きにくくなる可能性も高くなるんじゃないでしょうか?
もしあなたがこの特徴に当てはまったら改善...といきたいのは山々ですけど、恐怖心を取り払うためには莫大な時間を要することもあって、非現実的だと言わざるを得ません。
それに、今は恐怖心だけかもしれませんが、その後トラウマになったり自己肯定感を完全に失ってしまう可能性を考えたら、その根源を絶つ方が時間を失わずに済みます。
さらに彼氏も何らかに依存していることを考えたら、それに伴う大きな苦労は必ずやってくるんです。
なので共依存が落ち着いたら、そこいらで彼氏に見切りを付けるのも選択の一つなんじゃないでしょうか?
考え方が極端過ぎる
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
※本ページはプロモーションが含まれています。