行動の人でも、好きな人とはできるだけ一緒に時間を過ごしたいとか、何か関わりを持っていたい、近付きたいなどの気持ちを抱いているはずです。
映画を観ていて、ちょっとした仕草や態度で、セリフにはならなくてもその人の気持ちが伝わってくることがありますよね。
それってある程度、どんな態度・仕草がどんな感情につながるのかを経験から知っているから伝わるのですよね。
それほどまでに、人の感情は態度に出やすく、またある種の統一性もあるということです。
私が恋愛ゲームのシナリオを書く際には、そこを重視しています（もちろん映画ではないので、ある程度文字で伝えられる行動でないと表現できないので制約はありますが）。
ごく簡単に言えば、頭をなでてくるのと抱きしめてくるのであれば、前者はおそらく「可愛いな」と思った瞬間、後者は「愛おしい」と思った瞬間に発露する行動だと分類することができるのではないでしょうか。
また感情の程度も「可愛い」と「愛おしい」では変わってくるので、それに比例して接触の度合いも高まるのだと考えたら理解できないことはないですよね。
好きな人が行うすべての行動や態度をこのように単純に分析することはできませんが、他人をよく観察して「こういう感情のときはこういう行動に出るんだ」「あの人今、こういう気持ちだったからこういう態度を取ったのかな」と観察してみると、非常に得られるものがあります。
話がそれましたが、その中でも何かにつけて話しかけようとするというのは結構気がある態度の一つなのではないかと思います。
そこにボディタッチが加わったり（先述したように頭をなでるようなことがあるとか）、どこかに行こうと誘ってきたりとかするのであればその可能性は高いはず。
#3 視線が優しくなる
恋人がいた方はなんとなくこの「愛されている眼差し」というのがわかるのではないでしょうか。
向けられた態度でこちらにまで彼の愛情が伝わってくるような目です。
こう言ってしまうとなんですが、これが正直一番恋愛する男女の好きな人を見破る視線適した方法だと思っています。
特に男性って、視線でかなりわかります。
表現にすると難しいのですが、目に宿る光が優しいというか、向けられただけで心の奥があたたまるようなそんな眼差しです。
もちろんはたから見ていてもすぐにわかる。
「あ、この人もしかしてこの子のこと好きなのかな……？」と視線を見て思ったら、私はだいたいこっそり二人きりになった時聞いてしまうのですが、これで外れたことはありません。
先述した仕草などもほとんど無意識のうちにやってしまうことが多いので、感情がストレートに現れやすいのですが、この眼差しというのは手や足のように自由になる範疇が小さいぶん、よほど意識しないと制御しきれないのだと思います。
たとえば他人に「手を伸ばして好きな人の頭を撫でて」と言われたときと「好きな人を優しく見つめて」と言われたときでは、どちらのほうが実行するのが難しいのかを考えてみれば、よほど「意識」の届く範囲がそれぞれの行動において違うのかが分かるはずです。
「好きな人を優しく見つめて」と言われてもどうしていいのかわからないということは、自分が「好きな人を優しく見つめている」という状態がわかっていないのです。
ですから制御しきれないこういった仕草に、感情は現れやすい。
だから話しているときの声や言葉、言い方がなんだか優しいとか、他の女性に対する感じと違うな、と思ったときも、同じように気があるのかもしれません。
役者でも目指そうとしていない限り「声音」にどれほど感情が宿るかなんて多くの人は考えないので、それを察知するアンテナもなかなか働きません。
だから自分でも好きな人に対してそういう「優しく話している」状態なんてわからないんですよね。
ですからぜひとも、彼のこういう態度や仕草に注目してみて下さい。
#4 甘えさせてくれる・許してくれる
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