キスで虜にするのは本当？
漫画やSFの世界では、キスをすると自分のことを好きにさせることができるなどの魔法がありますが、現実世界でキスにそんな威力があると思いますか？
たかがキス、されどキスということで、今回はキスの話題なのですが、先ほど触れたようにキスをしただけで、好きな相手を虜にさせる、なんてことが現実世界であり得るのか。
実は、とある番組でキスだけで女性を落とすことができるのかという企画を見たことがありますが、濃厚なディープキスなどは恋愛感情のドキドキと酸欠のドキドキが相まって、相手のことを好きだと感じてしまうようですね。
実際に、恋愛必勝法として「吊り橋効果」というものがあり、恐怖を感じたときのドキドキと、恋愛のときに感じるドキドキが類似していることから、気になる人と同じように恐怖共感することで、恋愛関係へと進展させることができるという手法ですね。
恋愛漫画などでも、使われる手法なので、知っている人も多いと思います。
実は、キスをすることでも同じような効果があり、キス自体にも大きく恋愛感情への影響があるといわれているのです。
日本でキスが広まったのは？
日本語では「接吻（せっぷん）」ともいわれるキスですが、単純に自分の唇と相手の唇が触れ合うことを指し示すのですが、日本でも接吻というものが始まったのは、比較的古く室町時代からキスという言葉はないものの、性行為のときにするものとして文献にも残っているようです。
室町時代には「口吸い」や「口口」という形で、江戸時代以降は接吻として広まっていったようですね。
キスという言葉が日本に伝わり、広まっていったのは明治時代以降といわれているので、比較的ここ200年ほどの間の事のようです。
時代が変化するのと共に恋人同士での愛情表現として広まり、テレビドラマや映画などでも演出として行うようになりさらに広まったようですね。
いわゆる路チューというのも、人前でキスをするのに抵抗が少なくなってきた証拠なのかもしれませんね。
様々な文化が広がるとともに、海外での常識も広まっていき、挨拶としてのキスをする人も増えてきたことで、さらにキスに対しての考え方も変化しているようです。
ちなみに、現在の日本の法律では互いの同意もないうちにキスをしてしまうと犯罪となってしまう可能性があるのです。
これも、時代が変化した影響なのかもしれませんが、ただいつの時代も嫌いな人にキスされることほど嫌なことはありませんね（笑）
キスには美容の効果も！
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