DVは暴力だけではなかった!?
「DV」と聞いて、誰もがイメージ出来るのは「暴力」だと思います。
顔にあざが出来るくらい殴られてしまうとか、階段から突き落とされるとか、血が出るくらいまでお腹を蹴られるとか、明らかに「触れ合い」ではない行為はDVにあたります。
今は、DVという言葉も多く知られているので、殴られても蹴られても「相手にDVを受けている」と言いやすくなりました。
でも、DVは暴力だけではないんです。
暴力だけだと思い込んでいると、男性からDVをされていることに気付かず、自分の心がボロボロになっているのに「結婚とはこういうものだから」と我慢してしまいやすくなります。
結婚生活を円満にするためには、多少の我慢が必要とはいえ、自分がボロボロになってしまうほど我慢しなければいけないものではありません。
DVをされていることに気付きにくいものの一つが、「経済DV」です。
結婚すれば、夫婦で生活費を一緒にすることになると思います。
男性の方が家計を握るというだけでは、経済DVにあたりません。
では、どんな場合であれば経済DVと言われてしまうのか、結婚生活を続けない方がいいのか、今回は経済DVの特徴について紹介します。
生活費をくれない
経済DVの特徴1つ目は、「生活費をくれない」です。
経済DVで1番多いと言われているのが、旦那が働いているのに適切な生活費をもらうことが出来ないことです。
適切な生活費というのは、家賃や食費、光熱費や交際費などの生活をしていく上で必ず必要になる最低限のお金です。
「20万円あれば人並みの生活をすることが出来るけど、ワンランク上の生活がしたいから旦那に100万円貰いたいのにくれない」というのは、経済DVにはあたりません。
人間どんな人でも自分の家に住む権利、食事をする権利がありますよね。
贅沢なことをしなくても最低限のことが出来ていれば、生きていくことが出来ます。
でも、経済DVをする人は、そんな最低限の生活費さえも女性にくれません。
例えば、月3万円食費としてもらいたいと言っても、経済DVの人は「これでやりくり出来るはずだ」と1万円しかくれません。
これを使い切ってしまい、「足りない」と言っても追加してくれるわけではありません。
「どうして自分があげたお金でやりくりが出来ないんだ」と、相手のことを責めます。
「これがほしい」と言っても、経済DVの人は買ってくれません。
それが生活の中で必ず必要になるものであっても、自分が渡したお金でやりくりして買えばいいと言われてしまいます。
節約出来ることもあるとはいえ、日々を生きていくためにはどうしてもお金をかけなければいけないこともありますよね。
結婚前に、相手に「2人で生活していくためには、これ位のお金が必要」ということをきちんと理解してもらいましょう。
もしここで、「こんなに使わせられない」と言われたり、「こんなことしなくてもいいでしょ」と話し合いに応じてもらえなかったりした場合、結婚後に相手が経済DVになりやすくなるので、結婚前には2人の生活費のことをよく話し合って下さい。
共働きは絶対にNGにする
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