もはや元彼との接触は不可避！と思ったとき、元彼に怒り出してその場を切り抜けるという選択も、場合によってはアリです。
小細工抜きで「怒り」という形で拒絶することで、そこは誰にでも分かりやすく、今彼に自分の姿勢を見せられるという点では、とても有効だと思われるんです。
下手な切り抜け方は今彼の懸念をよけいに大きなものにしてしまうので、その懸念が生まれる隙間を与えないような対応をするという観点でも、極めて有効だと言えるでしょう。
では具体的なやり方ですが、まず多くの元彼は元カノが怒り出す前にある程度空気を読むので、この手段を使わなければならないケースというのは、実のところそこまで多くはありません。
となると、やはり前項にもある「全く空気が読めない」タイプが、この切り抜け方をせざるを得ない対象となるんじゃないでしょうか？
この手の元彼は、あなたが冷静に対応しようとすると、それを「怒ってないから大丈夫」とおかしな方向に解釈したり、下手をすると「好感触！」などと自分の都合よく思うこともあるので要注意なんです。
なので、あまりに空気が読めないのなら怒ってしまいましょう。
「何でつきまとうの！？」
「これ以上話しかけたら警察呼ぶ！」
「近づかないで！！！！」
このくらい言ってあげてもいいでしょうし、元彼がしつこいのなら今彼に助けを求めるような姿勢を見せて、「私の彼氏はこの人！」と元彼に示すのも有効です。
もう元彼は、あなたに取り付く島もないので、すごすごとその場を後にすることでしょう。
でもこの切り抜け方は前項と同じく、今彼があなたと元彼の過去の関係に気付くのは言うまでもありません。
ですがあなたは、最初から元彼との接触を「怒り」という形で拒否しているので、今彼はあなたが元彼のことを引きずっている訳ではない、むしろ大いに嫌っていると解釈すると考えられます。
それに、怒り出すくらいだから振られたのは元彼で、元彼がいつまでもあなたを忘れられない、そんな一人の男が忘れられないくらいの女性と付き合っていると、逆にほくほくするかもしれません。
元彼は少しかわいそうですけど、男性と一緒にいるという状況を理解出来ない、その状況を把握出来ないのは十分に過失があると言えますので、自業自得と思ってもらわなくてはなりませんね。
接触しても「元彼」とはしない
要するに、完全に「他人」にしてしまうんです。
進行方向に元彼を発見したところで、それはもう他人なんですから完全に他人扱いさせてもらい、軽くその場を切り抜けるという算段です。
もちろん元彼が空気を読めなければ、あなたに接触してきますけど、そこでも
「どちらさまですか？」
「彼氏いるんで...ナンパはお断りしています」
「あの...やめていただけませんか？」
このように、本当に他人行儀で元彼と接することで、その「他人さ」が上手く表現出来るかと思います。
こうやって元彼を他人にまで降格してしまうその姿勢に、今彼もあなたと元彼が未だ何か接点があるなんて思わないでしょうし、その冷たい対応は今彼の懸念を払拭するのに十分な姿勢になると思います。
むしろ、今彼の性格によっては「いや、そこまでしなくても...」、「ちょっと元彼、かわいそうな気が...」と、元彼を哀れむこともあるんじゃないでしょうか？
そこまで思ってくれれば、完全に切り抜けられたと思ってもいいでしょう。
ですがこの方法、元彼が食い下がってくる可能性もあります。
それどころか、そんな他人行儀という冷たい姿勢に対して怒りを覚え、何らかの手段で嫌がらせをしてくる可能性もあるので、あまりに冷たく他人扱いするのも問題になります。
下手をすると、あなたと今彼がいるシチュエーションを理解した上で、あなたとの下世話な経験の話をしてきたり、今彼が嫉妬すると思われる内容の発言を繰り返してくるかもしれません。
なので他人行儀といってもそこは常識の範囲で、「普段他人と接するときの接し方」くらいにしておくと、元彼からの怒りを買うまでに発展することはないと思われます。
今はたしかに他人の元彼ですけど、元彼だって一個人なんですからその尊厳を失うような対応や、あえて怒りを買うような言動をしてしまうのは、あなたにとって損しかないので気を付けて下さい。
それどころか、そこまで頑なに元彼をあしらう、見知らぬ（と今彼は思っている）男性をあしらうあなたを見て、その姿勢がいつ自分に降りかかってくるかと今彼が怯えることにも繋がります。
発見したら一目散に逃げる
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