好きじゃない人と付き合うと聞くと、「それでいいの?」と感じる人もいるでしょう。
でも、好きじゃない人と付き合う事を、ネガティブに感じないケースもあります。
それは、嫌いじゃないという可能性です。
男性から告白をされて、断るのが勿体ないなと思った事はありませんか?
告白してくれた男性に対して、その時点で恋愛感情がないのに、なぜか断れないのです。
それって、あなたの中にその男性を好きになれるかもしれない可能性を、感じているからだと思うんです。
ただし、告白してくれる男性なら誰でもウェルカムって事はないでしょう。
例えば顔がタイプであるとか、スペックの高さを尊敬しているとか、勤めている会社が大企業とか、断れない理由はいろいろあると思います。
好きじゃないのに断らないなんて、損得で恋愛を考えているみたいでイヤだと感じるかもしれませんが、それも一つの恋愛感情だと捉えても良いと思うんです。
だって、誰かに恋をするスタートさせるって「この人こういう所があるんだ」「こうい所イイよね」と感じる気持ちの積み重ねで、好きって気持ちが確立していくと思うんです。
その積み重ねの中に、カッコイイとか仕事ができるとか、お金に余裕があるという事が含まれているのは、ごく普通の事だと思います。
そういう部分もひっくるめて、その男性の魅力なのですから。
ただ、まだ感情の積み重ねをしていない状態の時に告白をされると、正直その時点では好きじゃないので、告白にOKを出すと好きじゃない人と付き合う事になってしまいます。
でもそれは、好きになる可能性があるという、前向きなお付き合いのスタートだと思います。
付き合って、結局好きになれなかったら、やっぱり好きじゃない人と付き合うからだ、って話になりそうだと思うかもしれませんが、だったら、好きな人と付き合ってすぐに別れるのはどうなのでしょうか。
入り口と出口が全く逆な訳ですが、好きという感情のあるスタートであれば終わりがどうであれ、好きじゃない人と付き合うよりかは真っ当だと思うのでしょうか。
好きじゃない人と付き合うスタートだったとしても、付き合ってから好きになって、順調に交際を続けて結婚したら、それは運命だと思うのではないでしょうか。
嫌いじゃないという観点から、好きじゃない人と付き合うという事なら、良いんじゃないかなと感じますし、好きな人と付き合ってすぐに嫌いになって別れる事も、責められる事ではないと思います。
好きじゃない人と付き合う事で、少し時間はかかるかもしれませんが、そこから純愛を手に入れる事だってできるのです。
好きじゃない人と付き合うと、上下関係になる。
好きじゃない人と付き合うという言葉の中には、好きじゃない人だけど付き合ってあげているという意味を、感じる事もできますよね。
つまり、男性から好きだと言われ、お付き合いを望まれたから、その願いを叶えてあげているという心情です。
こういう気持ちで付き合っていると、つねに上から目線になってしまいます。
「付き合ってあげているんだから」という気持ちが強くなります。
きっと、ワガママ言い放題できるでしょうし、男性が尽くしてくれる事に優越感もあるでしょう。
それはそれでお互いに、満足感を得られるのかもしれません。
しかし、その満足感は決して愛を与え合っている事で、得られている訳ではありません。
付き合う事への報酬みたいなモノのような気がします。
男性は付き合ってもらっているからこうするんだという気持ちであり、あなたは付き合ってあげているのだから、こうしてもらうという報酬制度なのです。
このお付き合いに、温もりは感じられません。
でも、二人が良いのなら誰も否定する事ができないと思います。
きっと、これは恋愛じゃないという事は、二人が一番分かっているはずですからね。
何かを得たようで、何かを失ってしまうような気がしますよね。
好きじゃない人と付き合うと、満たされない。
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