「DV男でも私が耐えたらいつかきっとわかってくれる」は間違い
DV男から離れられない女性の中に「彼氏はいつかきっとわかってくれる」「優しい時もあるからあと一歩なの」という女性が居ます。
それは間違いです。
DV男はDV男のままですし、殴られた後に優しくされたとしてもそれは優しさではありません。
優しい言葉をかけてくれるから優しいのでしょうか。
抱きしめてくれるから優しいのでしょうか。
DV男の暴力に耐え続けても、彼氏に伝わるものは何もありません。
何故なら人は言葉で伝えたり態度で示さなければ、何も感じ取ることができないからです。
あなたがどんなにDV男のために尽くそうが頑張ってみようが、その方法でわかってくれることはありません。
わかってくれる時がくるのならそれはあなたが彼氏に対し遠慮せず、甘やかさずに毅然とした態度で意見を述べられるようになった時です。
「彼は弱い人だから、私がいなくちゃ……」も間違い
DV男の中には、暴力をふるいながら弱さをさらけ出す男もいますよね。
「わかってくれるのは、お前だけだ」と言いながら、暴力をふるうのです。
そういうDV男の言葉を鵜呑みにしてはいけません。
客観的に考えたらわかると思うのですが、「理解してくれる唯一の存在」を壊そうとは普通はしませんよね。
暴力で壊そうとするのは、代わりがある時じゃないでしょうか。
そう考えると、あなたは彼氏にとって唯一無二の存在ではありません。
彼氏にとってのあなたとはただの吐き出し口でしかなく、大事にするべき存在ではないことを知りましょう。
そう考えると今まで耐えてきたあなたは、とても悲しい気持ちになるかもしれませんが、それが現実です。
大事なものを思い浮かべてみてください。
あなたはそれを壊すでしょうか。
乱暴に扱うでしょうか。
好きなものとして触る時も丁寧に、楽しそうに眺めてしまう時も乱雑にはしないですよね。
つまり、彼氏にとってのあなたとは……そういうことなんです。
DV男でも大人なんだから1人で生きていけることを知る
DV男の多くは社会人だと思うんです。
もしかしたら、あなたのヒモだったりもするかもしれませんが、それでも成人している人が多いかと思います。
成人している男性なら、1人で生きているに決まっているじゃないですか。
今働いていないDV男だったとしてもですよ。
今は日雇いというものがあります。
五体満足ならなんだってできますよ。
それを甘やかして「彼氏はひとりで生きていけないから……」なんて言って、彼氏の自立を願わないのは優しさではありません。
DV男の多くは離れようとする際、あらゆる手法で止めにかかってくるかと思います。
それは暴力だったり、泣き落としだったり、「お前が居ないと生きていけない」と言ってみたり。
そんなのは嘘です。
気のせいです。
彼氏がそんなに必死に止めるのはあなたを愛しているからではなく「吐き出し口がなくなる」「自分で生活しなければいけなくなる」からなんです。
大丈夫ですよ。
彼氏は1人で生きていけます。
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