同棲は甘いもんじゃない!
それなりに付き合いが深まってくると、「一緒にいる時間を増やしたい」「結婚前に相手をもっとよく知りたい」といった理由で同棲を考え始めるカップルも少なくありません。
ですが、同棲をするには、「ラブラブで素敵な生活が待っている」なんて甘い考えは、いったん捨てなければなりません。
同棲をするには、それなりの費用もかかりますし、いろいろな用意をすることも必要で、現実はそんなに甘くはないのです。
特に同棲にかかる初期費用については、けっこう大きな金額になってしまうこともあるので、慎重に考えなければなりません。
そこで、そんな同棲を始めるにあたって、必要になってくる初期費用とは、どのようなものなのでしょうか?
住む場所が無いと厳しいかも!
同棲を始めるにあたり、まずは2人で済むための場所、つまりマンションの部屋や家などを用意しなければならない場合、初期費用もかなり高くつくと考えなければなりません。
一般的には、同棲をするのはマンションなどの賃貸物件が多いですね。
同棲するために、そういった賃貸物件を1から契約するとなると、初期費用には以下のようなものが発生してきます。
・敷金
・礼金
・仲介手数料
・保証会社利用料
・火災保険
・鍵交換代
・当月分家賃
・翌月分家賃
物件により、必要となる初期費用は違ってきますので、同棲をするための物件探しの際には、しっかり比較・検討することが大切です。
ちなみに、これらの賃貸契約に必要な初期費用の合計は、50~60万円になることもあり、同棲を始める際に最大のネックとなる可能性があります。
物件を契約する際にかかる初期費用は、だいたい、家賃の5~6倍と言われています。
同棲をするにあたり、2人で済める部屋を持っていないカップルは、初期費用が莫大な金額になることを覚悟しておくべきですね。
ただし、例えばどちらも1人暮らしをしていて、どちらかの家に一緒に住むことになった・・・というパターンの同棲の場合は、こういった初期費用はほぼ、無しで済みます。
しかも、これまでそれぞれが負担していた家賃が、1件分で済ませられることになるというメリットもあります。
同棲は、2人で住む場所探しからしなくてはならないカップルにとっては初期費用が苦しいところですが、住む場所が既に確保できているカップルからすれば、実は意外とお得な付き合い方でもあると言えるのです。
家具や家電にかかるコストも重要!
同棲を始める際の初期費用で、物件にかかるコストの次に、大きな金額になる恐れがあるのが「家具・家電」にかかるコストですね。
家具や家電は、どうしても1つ1つがそれなりに高額になってしまいますので、新生活を始めるために全て揃えるとなると、かなりの金額になる恐れがあります。
全て新しいもので揃えた場合、20~30万円程度になってしまうこともあるのです。
また、準備するのにいくらかかるのか、最初から明確に決まっているわけではないので、「どちらの財布からいくら出すか」という点でシビアなひと悶着が出てくるかもしれませんね。
同棲の初期費用をできるだけ抑えたいなら、家具や家電は、それぞれが今まで使ってきたものを持ち寄って使うようにする方法がおすすめです。
また、十分に使えそうな、安く販売されている中古の家具などを購入してみるのも良いでしょう。
同棲となると、つい「新生活だから、家具や家電も新しく揃えなおしたい!」なんて張り切ってしまう方も多いのですが、ここは初期費用を抑えるための重要なポイントです。
家具や家電を新しく揃えるのは、「結婚してからのお楽しみ」として、同棲にかかる費用は極力、抑えるように工夫しておきましょう。
小さな日用品もけっこうな金額に!
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