女子力、女子力!っていうけれど・・・
女子力のある女はモテる、女子力アップのための自分磨き!など、巷には女子力というワードがあふれかえっているように思えます。
しかし、そこまで言われてしまうと、結局女子力って何なのよ?!と思われる方も多いでしょう。
そこで今回は、そもそも女子力って何なのか?というお話です。
女子力といっても、前回お話しした男性目線から見た女子力、また女性が思う女子力、時代が求めている女子力など、様々です。
女子力という概念は、実は時代とともに多様化していて、常に変化をしているんですね。
女子力概念の変遷をなるべく分かりやすく説明しますので、あなたが思う女子力は時代遅れになっていないか、ぜひチェックしてみてください!
前回の記事を読んでいない方、内容を忘れてしまった方は下のリンクをチェックしてみてくださいね!
男性目線からみた「女子力」について書かせていただいています。
そんなトコまで?!男性は女性のどこを見て「女子力」を感じるの?
①女子力の代名詞?「サラダ取り分け女子」に見る女子力
「女子力」という言葉は、安野モヨコさんが、化粧情報誌『VoCE』の「美人画報」という連載で使用したのが始まりです。
この当時の「女子力」は、「美しいこと・それにより男性から好意をもたれること」という意味を持っていて、男性にモテるための力という使われ方をしていたんですね。
確かに現在でも、女子力のある女性は男性からモテますので、現代の「女子力」の意味にも共通点が見られます。
ほとんどの女性が今でも女子力=モテ力と結びついているのではないでしょうか?
例えば合コンで、我先にと料理を取り分けたがる女性。
これは男性陣に「自分は気が遣える女性である」ということをアピールする行為ですよね。
男受けを狙った「男性にモテるための女子力」と言っていいでしょう。
サラダを取り分けようとすると、まわりから「女子力~!」とかって言われませんでしたか?
料理を取り分けたり、みんなのドリンクの面倒を見たり、会計後にテーブルを片づけたりと、まるで奥さんのような行動が女子力と名付けられていました。
このような女性、俗にいうサラダ取り分け女子なのですが、この女子力概念、実はもう古いものなのです。
最近の合コンでは、料理を取り分ける行為=あざといと受け取られがちなんですね。
まわりに気を遣うという行為が、あまりにも女子力と結びついてしまった行為であるため、男受けを狙っているという魂胆が、男性にも女性にも丸見えなのです。
自然と気を遣える子というよりは、狙ってやっているなと思われてしまうので、女子力が高いという認識より先に、この子は男受けを気にする「ぶりっ子タイプ」だと思われてしまうのですね。
そもそも男性にモテるための女子力だったのに、モテようとすると逆に疎まれるという現象が起きることに。
では、「男性にモテる力」にとってかわって、次に現れた「女子力」の概念とはいったい何なのでしょうか?
②女子力は女性のモノ!「自分磨き」の時代へ
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