別れてよりを戻すということを繰り返すことにより、お互いに「どうせ本気で離れ離れになることはないだろう」という甘えや安堵感が生まれやすくなってしまうことは、先にも説明しました。
1度や2度のみならず、何度もそれを繰り返していると、本当にこんなふうに、別れたりよりを戻したりを繰り返しながらもずっと2人の関係が続いていくのではないかと錯覚しやすくなるのですね。
このような関係になってしまうと、お互いに、まだ本気で離れたくないと思えている間はそれでも良いのかもしれませんが、いざどちらかが本当に別れたいと思ったときに、相手が納得してくれなくて修羅場になってしまいやすいというデメリットがあります。
本気で別れたいと思って、今度こそはと思っていても、相手はまたいつものようによりを戻せるのではないかと思っていますから、あなたの本当に別れたいという気持ちを受け入れることが出来ないのです。
そのため、別れたくない側はあなたがいつもと違うと察しはしますが、「今まで以上に何度も謝ればいいのかな」と考えたり、「今度こそ本当に悪いところを直すから」と泣きついて来たりして、ストーカーのようなことをするなど修羅場になってしまいやすいのです。
これはあなたが別れたくない側、彼氏が別れたい側になってしまったときでも、起こり得ることです。
「今まで通り」と思っていたのに、そうではなくなると人は混乱します。
そして、修羅場になりやすいというデメリットが出てくるのですね。
別れる、よりを戻すを繰り返すデメリット5:回数が多くなるほど依存的になる
繰り返し別れてはよりを戻すというカップルは、よりを戻したがる側が復縁を迫る際に「お前(あなた)しかダメなんだ」というようなことを言うのは多いと思います。
ただ、それを言われる側にしても、「こんなに引き止めてくれるのはあの人だけ、こんなに自分を求めてくれるのは、きっと他にはいない」というような考えに陥りやすいのではないでしょうか?
そうすることで、たとえ別れ話が出たり、別れた後でも、お互いに「やっぱりこの人しかいない」という思いに浸りやすくなります。
それは本当に思い合っている場合、悪いことではありませんが、愛情というよりも単なる依存関係に陥っていることも多いのです。
依存し合う度合いが大き過ぎるのは、健全な恋愛とは言えません。
ですから、よりを戻しつつも、やはり感情のアップダウンが激しかったり、何度も傷つけ合ってしまうことが予想されるのです。
せっかくよりを戻しても、その度に傷つけ合っているのでは辛いですよね。
しかしそんな状況に中毒状態になってしまうのが、依存的になっているということです。
そしてさらに、そんな関係を続ければ続けるほど、蟻地獄のようにそこから抜け出せなくなってしまう・・・ということもデメリットと言えるのではないでしょうか?
その彼氏と依存的な関係でいる限り、他の男性に目を向けようと思っても、別れている期間まで束縛されたり、あなた自身も彼氏のことを気にしてしまったりして、新しい恋愛も始めにくくなってしまいます。
そのことも、「彼しかいない」と思ってしまいやすい一因となるでしょう。
デメリットを見て、どう思う?
ここまで、同じ人と別れたりよりを戻したりを何度も繰り返すカップルにとってのデメリットについて紹介して来ましたが、いかがでしたか?
あなた自身がそのようなお付き合いの経験があったり、まさに今真っ最中という場合には、今後どうするべきか再考するための参考にしていただければと思います。
また、自分自身はそうではないけれど、そのような友人を見ているという場合は、「それ、あるなぁ」と共感していただけるようなことはありましたでしょうか?
もし、あなた自身がこのようなお付き合いの渦中にいる場合、こういったデメリットがあるということを認識した上で、あなたはどう考えるでしょうか?
つい「今のままでいいや」と流されてしまっていたなら、もう一度立ち止まって考えてみても良いかもしれませんよ。
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