嫉妬を深く考えてみると行き当たる答えがあります。
それはずばり「羨ましい」という根のほうの感情です。
嫉妬の心理とは羨ましい感情が変化したものであり、結局はないものねだりしているだけにすぎない、子供じみた感情でもあるのです。
子供じみた感情ゆえに制御が効きづらく、暴走してしまうのかもしれません。
人は誰かと自分を比べてしまう生き物のため、それ故に羨ましいという感情が出てきてしまうんですよね。
こんな嫉妬の心理をお話すると、最初「違う!あの子が悪いの!」というように否定されることがあります。
ですが、そんな否定は思い当たるからこその否定でもあるため、根拠のない否定となってしまうんですよね。
嫌いな人、私の好きな彼に近づくあの子、嫉妬が出てしまう全ての状況を思い浮かべてみてください。
嫉妬の心理と向き合うのはとても苦しい感情を生むかもしれませんが、ここはぐっとこらえて向き合ってくださいね。
向き合うと、本当は嫌いな人の嫌いな部分も、自分にはできない、ない部分を羨ましいと思ったからこその嫌いだということがわかります。
好きな彼に近づくあの子に対しても、あんな風に私も彼と笑いあいたい、話がしたいという気持ちから始まったものなんですよね。
どうしてこうした羨ましい気持ちは嫉妬という感情に変換されてしまうのでしょう。
これはおそらく、羨ましいが嫉妬に変わるのはその気持ちを認めたくない強がりから来ているのだと思います。
強がると大体、こじれることが多いのですがそれは気持ちの上でも言えることです。
こじれた感情、それが嫉妬の心理、そう思うと本当の自分の気持ちが見えてきませんか?
嫉妬は悪い感情ではありませんが、自分自身の本当の気持ちを曇らせる原因になってしまいます。
嫉妬で疲れたな、そう思えてきた時こそ嫉妬に隠された本当の気持ちを今一度洗い出す時です。
嫉妬は向上心につながることもあります。
しかし、向上心につなげるためには嫉妬の心理をよく理解して、自分が本当は何を思っているのかを知る必要があるため、嫉妬心が生まれた時はどこから来た嫉妬なのかを、自分と向き合って知るように心がけましょう。
嫉妬の心理を知ったらするべき自分との向き合い方
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