ナルシストって悪いこと?
ナルシストは決して悪い事ではありません。
自分を好きで自分を認め、自分を好きであることで様々なことに挑戦できるナルシストと言う属性は、とてもプラスなことだと私は思っています。
なのでナルシストを嫌悪する人の多くは、コンプレックスを持っている人と考えています。
テレビの中でもナルシストキャラはだいたいにして「気持ちが悪い」「意味がわからない」といった中傷を受けたりもしますが、一方で支持を得ているのは嫌う人と好いている人がいるからなのでしょうね。
ナルシストという属性は素晴らしい事だという事を認めている場合、周りにナルシストが居ても応援したくなる気持ちが沸きます。
しかし、ナルシストキャラを嫌う人は大体にして生理的に無理というような反応を示しますが、これは自分が自分を好きでないことからの感情である場合が多いです。
自分が自分を嫌いなので、自分を好きで愛し認めているナルシストを見ると自分ができないことを簡単にやってのけているように見えるナルシストに嫉妬してしまうんですよね。
自分が動けないからと言って妬むのは、生産的ではない上に自分が意固地になる原因にもなるため、できるだけナルシストを見て嫉妬するなんてことはしないほうが良いでしょう。
そもそもナルシストに嫉妬しても、意味がありません。
ナルシストに「気持ち悪いんだよ!」と言ったとしてもナルシストは「自分はこれで素晴らしい」ことを知っているので他人の言葉なんて通用しないのです。
とはいえ、ナルシストといっても一概には言えず、圧倒的に好かれるナルシストと嫌われるナルシストに分かれたりもするのですが、その違いについて今回はお話ししてみたいと思います。
嫌悪感を抱かれやすいのは嫌われやすいナルシストです。
違いがはっきりしているので、もしナルシストにこれからなろうとしている、既にナルシストである人は参考にしてみてください。
嫌われるナルシストとは
まずは嫌われるナルシストからお話ししていきましょうか。
嫌われるナルシストというのは、自分大好きな自分というのを隠しませんし、口に出します。
態度にもあからさまに出して、人にも同意を求めたりするため嫌われるのでしょう。
人は強要されることを嫌うため、強要してくる相手には大体警戒心を持つんですよね。
また、人は比べる生き物です。
「自分大好き?その顔で?」なんて思う人もいるわけです。
ですが顔の醜美なんて誰かが決める事なんてできません。
誰かが美しいと思うものも誰かにとっては、気持ちが悪いものである可能性があるからです。
「この人はこの顔」と言うだけの話なのに「そんな顔で?」と思うのは、人に対してマウントを取りたい意識がどこかにあるからなのでしょう。
ナルシストになるために、自分が美しくならなければならないという決まりはありません。
美しくなくちゃ自分を愛してはいけないなんて言う事もないのです。
ですが自分を好きである人は自分がこうありたいという理想を持っていたり、夢を持っていたりすることが多いため、どこか美しさはある場合が多いです。
にじみ出る美しさ、信念があるため、そこも嫉妬するポイントになるのでしょうね。
嫌われるナルシストは大体、嫌われることを知りながらそのキャラを貫いている可能性があります。
その方がキャラ立ちするからです。
こういったナルシストをキャラにして売れているタレントなどは、ナルシストに興味を持つきっかけにもなり自分を愛する足掛かりにもなると思っているため、とても良い存在なのではないでしょうか。
自分を愛することはこんなに楽しいんだよ、ということを教えてくれるんですよね。
ただし、「俺は格好いいから許される」「私は可愛いからわがまま言っても良いでしょ」というような人はナルシストもどきです。
自分が行った行為に対して、「俺は格好いいから」「私は可愛いから」と言って許してもらおうとするのは、相手を試そうとしている行為でもありますよね。
人を試すようなことをするのは自信がない証拠です。
愛されたいと思っている故にしている試しであるため、自分すら自分を愛せていない状態の人と言えるでしょう。
こういった人は一見言動だけとればナルシストに思えますが、実際はナルシストもどきでしかないため、そういった人に出くわしてしまった時は「この人は自信がないんだな」と思うようにするとイライラは半減されます。
許すか許さないかは状況次第でしょうかね。
好かれるナルシストとは
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