社内恋愛の醍醐味の一つは、仕事終わりにそのままデートに行ける事ですよね。
二人で退社の時間を合わせて、一緒に会社を出て、会社の近くのお店で食事をしたり、次の日が休みならどちらかの家でお泊りをする前に近所のスーパーで買い物をして帰ったり、ウキウキするデートコースです。
でも、社内恋愛を秘密にしている二人はこういう事はできません。
まず、一緒に会社を出るという事ができませんよね。
まぁ、帰るタイミングがたまたま一緒で最寄りの駅まで一緒に行くという事はありますけれど、社内恋愛を秘密にしている二人はこういう事は敢えて避けますからね。
会社の近くで食事をするというのもできませんよね。
たまたま仲の良い同僚と帰るタイミングが一緒になって、久しぶりに食事をしましょうなんて事はありますが、社内恋愛を秘密にしている二人は一緒にいる所は見られたくないと思っていますから、そういう事は避けます。
なので、理想的な仕事終わりデートはできないのです。
敢えて会社を出るタイミングはずらして、会社から離れたお店で食事をします。
何なら、一駅二駅それぞれで離れて落ち合うようにしている二人もいます。
こうやっていつも周りの目を警戒しながら会社終わりのデートをしている二人も、一向に目撃されない状態が続くと少しずつ気が緩んでいきます。
会社を出るタイミングを時々一緒にしてみたり、二駅離れていたのを少しずつ会社に近い場所にあるお店にしてみたり。
本当にジワジワとした気の緩み方なので、確かにしばらくはバレないのでどんどん警戒心がなくなっていきます。
そして、「もうちょっと大丈夫かな。」という日々が続きます。
すると、気が緩んでから少しずつやっぱり目撃談が増えていくんですよね。
当然なんですけど、目撃する側も最初の一回では何も思いません。
「あ、仲が良かったんだなぁ。」くらいにしか思いません。
でも、目撃する側も何度か続くとさすがに「おやおや?もしかして・・・。」と疑うようになります。
疑うようになったらその二人はターゲットになって答えが出るまで観察されてしまうので、バレるのは時間の問題です。
社内恋愛は話でバレる。
仕事のランチタイムに、同僚と恋バナをする事もありますよね。
社内恋愛している事を秘密にしていても、彼氏がいるという事まで秘密にしていない事が多いですから、普通に一緒になって恋バナを愉しむ事ができます。
しかし、この恋バナでのデート話がキッカケで社内恋愛がバレてしまう事があるのです。
社内恋愛を秘密にしている二人と元々仲の良い人っているじゃないですか。
もちろん二人が付き合っている事は知らずに、それぞれと話をしているので別にバレる要素はないと思うかもしれません。
しかし、両方と別々であろうと恋バナをしてデート話を聞いていたら、「ムムム?」とだんだん思ってくるのです。
「なんか聞いた事のある話だな。」「そう言えば、この間〇〇くんも同じ事言ってたな。」と。
こういう事が一度くらいなら、「あ~、身近な人が二人も行っているスポットだから本当に人気のある場所なんだなぁ。」くらいで終わると思うんです。
でも、何度か続くとやっぱり怪しいって思ってきますからね。
社内恋愛を秘密にしている分、恋バナをする時くらいオープンに話したいと思うものです。
それこそも気の緩みとなって社内恋愛がバレてしまうのです。
社内恋愛は持ち物でバレる。
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