都合のいい女になっていると気付かない事は。
男性から都合のいい女だと思われていると、とても惨めに見えます。
なのに、明らかに都合のいい女になっている人がいて、周りがどれだけ「やめときなよ」と諭してもやめない人が多いです。
その理由は二つあると考えます。
一つは、本当に全く自分が都合のいい女になっている事に気付いていないケースです。
恋は盲目という言葉が似合いますよね。
好きになってしまえば、何だって許せちゃいますし、黒が白に見えちゃうんです。
都合のいい女になっている事を本人が全く気付いていなければ、そりゃ周りが何を言っても動じませんよね。
まぁ、懇々と親身になって話をしていれば、いつか都合のいい女になっているんじゃないかと、やっと疑問を持ってくれるかもしれません。
ですが、周りもいつもいつもその人の事ばかり考えている訳にはいきませんし、どれだけ言っても我が道を行く姿を見ていると、「それがあの子の幸せなんだったら、自分で気付くまで見守ろう。」となります。
とても惨めだなと哀れんだ目で周りから見られている事も可哀想な気がしますが、実は本人はそんな思いをこれっぽちも感じていません。
だって、本気で気付いていないのですから。
都合のいい女になっているという事を全く気付いていなければ、何一つ傷つく事はありませんからね。
もう一つの理由は、気付いているけど気付かないフリをしているケースです。
都合のいい女になっている事を分かっているけれど、離れられないのです。
周りからの忠告は耳も胸も痛いです。
分かっているからこそツラいです。
だから、「そんな事言われなくても分かってるよ。分かってるけど・・・。」となるのです。
コレ、結構キツイですよ。
都合のいい女になっている事を分かっているという事は、惨めな思いも情けない思いも、周りからの視線も全部意味を分かって受け止めている訳ですから。
それでも尚、もがきながら都合のいい女を続けているんですから。
なので、都合のいい女になっている事に全く気付いていない方が楽なのです。
都合のいい女は疑わない。
都合のいい女は、どんな関係性であろうとも、相手の男性にとって、自分が一番の存在であると信じています。
なので、「君しかいない」「君がいてくれるから俺は笑顔になれるんだ」などの甘い言葉を、一切疑う事なく鵜呑みにしてしまいます。
一瞬「そんなはずないじゃない」と冷めた意見があなたの中に過ぎったとしても、信じたい気持ちの方がすぐに勝つので、そのまんま言葉を受け取ります。
幸せと言えば幸せなのかもしれません。
本当に愛されているのかとか大切にされているのかと、勘ぐったり不安になる事がないのですからね。
ネガティブな気持ちにならない心の動かし方は、素晴らしいと思います。
でも、実際本当の所はどうなのかという事に向き合わない弱さがあります。
余計な事は考えず、目の前にいる男性の事だけを信じていれば楽ですからね。
都合のいい女はできる女。
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