共依存とは2人で成り立つ関係です。
存在価値を証明するために相手をコントロールしようとする傾向があります。
しかし相手を上手くコントロールできない場合、どうなってしまうのでしょうか?
不安や恐怖を感じてしまい、精神的な負担がかかります。
イライラしてしまって相手に当たる、物に怒りをぶつける、といった行動を起こすようになってしまう可能性があります。
カップル内で傷害事件に発展してしまう事もあるので、共依存は危険なのです。
DVから抜け出せなくなる
近年大きく問題視されているDV(ドメスティックバイオレンス)。
男性が女性に暴力を振るうのが一般的でしたが、最近ではその逆の事例もあります。
どちらにせよ良い事ではありませんし、解消すべき問題です。
しかしDVの話を聞く度に、皆さんが疑問に思う事があるのではないでしょうか?
「どうして逃げないの?別れないの?」
そう思う方も少なくないはず。
実はこの背景に共依存の関係の恐ろしさが潜んでいるのです。
2人が共依存恋愛の関係にある時、暴力を振るわれた方の心理は「自分が悪い」となってしまっています。
その期間が長く続くと判断力を失ってしまい、被害者は相手との関係を保とうとしてしまったり、恐怖で動けなくなってしまったりします。
中には暴力を振るわれる事で愛を感じて、そこに存在価値を見出してしまうケースもあるようです。
パートナーがすべて
共依存をしている場合、パートナーがすべての生活になってしまいます。
一見すると聞こえ方が良いのですが、現代社会ではパートナーがすべての生活などありえません。
仕事や友人関係、家族、職場の関係など、パートナーよりも優先しなければいけない場面はたくさんあります。
しかし共依存をしてしまっている場合、この判断が出来なくなります。
彼がすべて、彼の言う事が正しい、彼との時間を最優先にしてしまう、という考え方になってしまうのです。
この考え方によって引き起こる次の問題が、周りの人間関係の崩壊です。
友人と約束があったのにも関わらず、後から誘ってきた彼を優先してしまう。
職場の飲み会にも出席しないようになれば、当然ついてしまうのは悪印象です。
人望を失い、彼以外の人から見放されてしまいます。
しかし共依存の怖い所は、彼以外の人がどうでもよくなってしまう事。
友人や家族すら、もういらないと判断してしまうのです。
共依存という事に気がつけない
今回の記事で紹介する最も恐ろしい事。
それが自分達では共依存という事に気がつけない、です。
すでに共依存恋愛の関係になっている場合、それが当たり前になってしまいます。
最初の例で振りかえってみましょう。
ダメンズのAは彼女からお金を貰うのが当たり前、BはAのために働いてお金をあげるのが当たり前になっています。
そのため共依存している事に気が付かず、問題が深刻化してから発覚するのです。
共依存から抜け出すには?
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