「DVな彼氏だけど別れたくない……」
年々DVの相談件数が増えているそうです。
そんな社会的にも目立ってきたDVですが、DVだと理解しつつ自分から離れられない、そんな人がいるのも事実。
暴力を振るわれたから即逃げるなんてことができていたら確かに、DVはそこまで問題視されていなかったのかもしれません。
DVな彼であるのに逃げられない、逃げたくない、この心理はDVを受けている人もまた、DVしている彼に依存しているからであります。
暴力は受けているけれど、彼が居なければ自分はダメなんだ、そういった洗脳を受けている可能性もありますね。
「暴力さえなければ、彼は本当にいい人なの」
そう言う人も居ます。
が、それでもDVは悪い事です。
誰かが誰かを支配していいことなんてことありませんし、支配する権利もありません。
自分を価値のないものと馬鹿にすることだって、本来あってはならないことなのです。
でも、それを理解した上でも別れたくないのならば、自分が動くしかありませんね。
DVを受けていたけれど今は立場が逆転、そんなカップルや夫婦もいるので、そういった逆転例を果たした人たちのお話と、逆転する際の注意点をお話しします。
逃げるのが一番だということ前提でお話しします。
まずはじめに:DVをする人は人を選んでいる
DVをする人と言うのは、相手が誰であれDVをしているわけではありません。
人を選んでDVしているのです。
もしも、恋人にDVされている人がいたとしたら、選ばれたからDVされているということを知ってください。
DVする人がDVされる人を選ぶ条件に「支配しやすそう」というものがあります。
DVは支配するためにする行為なので、支配できそうにない、芯がありそうな人をDVする人が選ぶことはないのです。
心が弱そうだったり、自分以外に頼る人が居なさそう、または天涯孤独であったり、寂しい気持ちを抱えて生きている人などを狙います。
自分が居なければ価値がないと思い込ませることが簡単そうな人ですね。
暴力と言葉で屈服させ、跪かせるイメージでしょうか。
足枷があると思い込ませ、そこから動けば生きていられないというように洗脳していきます。
心が自立していたりすると洗脳や支配がしづらいため、心の自立ができていない人がよく選ばれます。
どうしてDVする人が支配をするかと言うと、要は自信がなかったり、DVする人もまた心の自立ができていないからです。
自分と言う存在を自分で認められていないので、支配することで「屈服させることのできる自分」「その権利がある自分」を錯覚し作り上げて、自分を保とうとしているのです。
なので、DVの多くは共依存だと言われています。
例外もあるとは思いますが、DVされているのを自覚して逃げたいのに逃げられなかったり、逃げる意思がない場合は共依存と見ても良いでしょう。
DVから抜け出すためには心の自立をしなければならない
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