結婚する時に貯金がなくてもなんとかなるとは言うけれど
結婚前に貯金がなくても、なんとかなるという話はよく聞きます。
夫、妻共に0から始めても、頑張れば生活はなんとかなるものです。
しかし、それでも結婚前に貯金はしておいた方がいいということをご存知ですか?
この話は、夫となる彼氏の貯金額の話ではなく、妻になるあなたの貯金のお話になります。
どうして女性であっても、結婚前に貯金があったほうがいいのか、結婚を考えている人は是非参考にしてみてくださいね。
結婚する前に貯金があったほうがいい理由1.離婚後の財産分与の関係
結婚する前に貯金があったほうがいい理由として、もし離婚してしまった時に、専業でも生きていくための出発資金が得られる、というものがあります。
結婚前から離婚の話を考えたくもないかもしれませんが、現代の日本の離婚率は3人に1人とも言われているので、離婚するかもしれない確率は結構高めなのです。
そのため、結婚する前でも、離婚した時の「もしも」のために、何かしら対策はしておいた方が良いと言えます。
離婚後は、財産分与と言う問題が出てきます。
財産分与とは、夫婦の財産を離婚後に、半分に分けるというものです。
もしも、離婚する時に夫婦の財産がほとんどないのであれば、離婚がしづらい状況に陥りやすくなってしまうこともあり得ます。
そうならないためにも、結婚前の貯金が大切なのです。
結婚前の貯金は、実は財産分与の範囲外になるのです。
結婚前の貯金は、夫婦になる前の貯金だということで、離婚後も半分に分けるということにはならないんですね。
結婚前の貯金であることがわかるように、結婚前の通帳は1つ持っておくようにしましょう。
そこに、結婚前に貯めた貯金をとっておくことで、結婚前の貯金だという証明になり、財産分与の対象からその貯金ははずれることになります。
ただし、結婚前に作った通帳であったとしても、結婚後もそこに貯金しておけば、財産分与の対象外になるというわけではないのでここは注意しましょう。
旧姓のまま使っている通帳なら、財産分与の対象から外れるというわけではありません。
旧姓のまま使っている通帳であっても、結婚後もそこに貯金をし続けたらそこに貯めた貯金も、財産分与の対象になることもありえます。
なので、結婚後に貯める貯金は新しく口座開設を行うようにしておきましょう。
こうすることによって、結婚前に貯めた貯金なのか、結婚後に貯めた貯金なのかわかりやすくなります。
専業主婦になってしまうとどうしても、金銭の関係で離婚したくてもできない状況に追い込まれてしまうこともあるため、専業主婦になるのなら尚更、結婚前の貯金をおすすめします。
結婚前の貯金があると、「いつでも離婚できるから大丈夫」という余裕が生まれますので、その意味でも貯金はお守り代わりにもなるためおすすめです。
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