あからさまに逃げられる
朝の挨拶、日常の接触、帰り際の行動...何故か彼は一言もなく、一目散に逃げ出してしまうようなことはありませんか?
存在に気付かれると急ぎ足でその場を去ったり、対面間近になると振り返って行ってしまったり、一緒にいると早足で置いてかれてしまうなどです。
これも極端な好き避けのひとつで、どうやら彼は好意のあまり「普通の」緊張ではなく、「過度な」緊張や重圧が掛かっているみたいで、それに耐えきれないみたいなんです。
どうやら彼、もともと緊張や重圧に弱いタイプみたいで、好きなのに緊張や重圧によって一緒にいることが苦痛になってしまい、その苦痛から逃れたいがために去ってしまうんだと考えられます。
普通なら、多少緊張や重圧があったとしても「好きだから一緒にいたい」となりますけど、この手の彼は「好きだけと一緒にいたくない」となるんです。
たぶんこの心境の好き避け、理解するのがなかなか難しいと思います。
例えばですよ?
明日は演劇の出し物で、数千人の観客の前で主役を張る...緊張しませんか?
いえ、緊張どころか心臓はバクバク、汗もだらだら、もういっそのこと逃げてしまいたい...そんな気持ちになりませんか?
例えがおかしい?
そんなことはありません。
過度の緊張や重圧が掛かりやすい彼にとって、好きな人と一緒にいることは、見知らぬ数千人の観客に値するものがあるんです。
いえ、見知らぬだけ数千人の観客の方がいいかもしれません。
それだけ過酷な心境に陥っているんですから、逃げ出したくなるのも理解出来るんじゃないでしょうか?
でも逆に考えると、それだけの好意を一人の女性に持っている訳で、好意を持たれた側としては女性冥利に尽きるんじゃないでしょうか?
分かりにくい好き避けでも比較的発見しやすい好き避けで、もし彼がそんなタイプだったら、自らのアプローチをしてあげてもいいかと思います。
そして彼は、いずれそのとてつもない緊張や重圧を乗り越えると思いますので、その時こそ不動の愛情を注いでくれることでしょう。
何せそれだけ過酷な心境を乗り越えたんですしね。
憎まれ口を叩かれる
会話をすればとにかく憎まれ口ばかり、嫌なことしか言ってくれない彼は、きっと自分を嫌っているんだ、話すのも嫌なんだと感じると思います。
それも男性に限り(女性も男勝りの方ならありえるかも?)、好き避けの可能性があるんです。
でも一見、憎まれ口や嫌なことを言う対象に、恋愛感情を抱くなんて考えにくいですし、好き避けと思うどころか嫌われていて当然くらいに思いますよね?
好きならそれなりの発言、嫌いならそれ相応の発言...そう思うのが、女性の当たり前だと言えます。
ですが、ちょっと幼い頃を思い出してみて下さい。
特に男子の、女子への接し方をしっかりと頭に浮かべてみて下さい。
何かお気付きになりませんか?
そうです、これは要するに「好きな子をいじめる男子」のそれなんです。
女性だと「そんなの子供のすること」と思うかもですけど、実のところ男性って精神年齢が子供のままなことも少なくなくて、この場合の彼は幼心をまだ忘れていないと考えられるんです。
男性は、いつまで経っても少年です。
だから時に子供じみた行動をすることがありますし、とても大人と思えないような発言をしたり、そんなの男性と付き合ったことのある女性なら、いくらでも思い当たるんじゃないでしょうか?
この場合の彼はそれが顕著で、今まさに「本当は好きなのに」憎まれ口を、「心にも思っていない」嫌なことを好きな女子に投げかけている...要は、好き避けをしているんだと考えられます。
言ってあげて下さい。
「本当は私のこと好きなんでしょ?」
きっと彼は、「え?」「何言ってんだ」「違うし」「勘違いすんなよ」なんて、好き避けとバレた彼は焦りに焦って噛みかみになるかもしれませんよ?
とにかく好き避けがバレないように右往左往すると思いますので、もうこの時点なら「代表的な好き避け」と変わりませんし、もはや好意はバレバレです。
それに加えて額に汗がびっしょりになったら、もうその場で付き合っちゃってもいいんじゃないですかね。
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