「天下取りの手相」ますかけ線！でもどうしてそう言われるの？

ますかけ線とは何か

まず、そもそもますかけ線が一体何かという点についてです。

ますかけ線が手相のひとつなのは冒頭のとおりで、手のひらを正面から見て真横に真っ直ぐ横切る線を言うようで、その際は知能線と感情線が一緒くたになることが多いようです。

この手相がある人は、その手に掴んだ幸運とか良縁を絶対に放すことはないと言われていて、場合によっては縁起物のような扱いを受けることもあるようです。

性格や考え方の傾向としては、意固地とも言えるほど頑固だったり、特定の拘りがとても強いことがある反面、人付き合いがとても上手で周囲を惹き付ける魅力があるようです。

そしてとにかく集中力が凄まじく、当人に適合している場所であればとんでもない力を発揮することが多いとされ、その発想やアイデアはもはや天才のそれだと言われているようです。

勝負運も極めて強いようですが、稀に失敗して人生のどん底に陥ることも...ですが持ち前の性格により不撓不屈で、持ち前の能力により這い上がることが多いとされています。

なお、前述の人付き合いが上手、人を惹き付けるその性格から、リーダーシップに優れていることが多いようで、これが「天下取りの手相」と言われる所以だと言われています。

なお確率としては、片手のますかけ線で人口の大体（最低）5%程度で、これだけならそこまでは珍しくない、縁起物として扱われるほどのものではないと感じると思われます。

すごいのは両手です。

両手にますかけ線が現れる確率は、なんと人口の0.01%～0.1%と言われていて、もはや幸運を放さないとか縁起物とかいうレベルではなくて、両手にますかけ線があるだけで超幸運だと言えます。

要は、そんな超が付く幸運で手にしたますかけ線がある人物なんですから、大成するに決まっている、幸運に決まっているという扱いなんですね。

現に、歴史上の人物の有名どころはますかけ線を持っていると言われているんですから、やはりその確率は高まる、大成する可能性が十分にありえると言える訳です。

「たかが」手相のはずなのに...よくもこれだけ詰め込めたものです。

ですが実際、ますかけ線を持つ者の成功は歴史が語っている訳で、一概に偶然だとは言い切れないんじゃないでしょうか？

男女で違いはあるの？

ここで疑問に思うのが、ますかけ線は男性と女性でその差があるのかという点です。

先に紹介した超が付くほどの有名人は、皆男性で女性はいない...そこに意味があるんじゃないかとも思われたんじゃないでしょうか？

実際は数多くいるにはいますけど、男性と比べるとどうしても数で見劣りしてしまうのが現実で、同じますかけ線を持つ人でも女性ではその能力が控え目なんじゃないかと思うんじゃないでしょうか？

これには様々な諸説があるようですが、別に能力云々は無関係のようで、どうやら「結婚」が深く関わっているようです。

まず、ますかけ線を持つ者が言わば「選ばれた者」的な要素を持つのは、これまでの内容からお分かりいただいてると思います。

でもそこには実は男女差はなくて、ますかけ線を持っているのであれば「男女関係なく」有能な傾向があって、そこは変わりがないとされているんです。

でもそれだと、ますかけ線を持つ女性だって歴史上の人物に、男性と同じくらい並べられてもいいし、そもそも結婚と何の関係があるの？と考えると思います。

結論から言いますけど、有能なますかけ線を持つ女性というのは、「有能だからこそ」結婚から遠ざかってしまい、そしてそれが結果的に歴史に埋もれてしまう状況となってしまったからだと考えられるんです。

ますかけ線を持っていれば男女同じということは、女性でますかけ線を持つ方も、性格や考え方の傾向は意固地とも言えるほど頑固だったり、特定の拘りがとても強いことがある訳です。

そしてとにかく集中力が凄まじく、当人に適合している場所であればとんでもない力を発揮することが多く、その発想やアイデアは天才の域...どの男性が、そんな女性に近づくと言うんでしょうか？

でもその意見はますかけ線を持つ人が、そんな性格の反面人付き合いがとても上手、周囲を惹き付ける魅力があるはずという前提を無視することになります。

ですが女性の場合に限り、そこは反映されないことが考えられるんです。

何故なら、男性は基本的に自分より有能な女性に対して全く魅力を感じないことが多いようで、それがどうしても邪魔をしてしまうみたいなんです。

男性の多くは女性より優位に立ちたい、上の立場でいたいというプライドを持っている傾向があります。

そんな男性ですから、自分より有能なますかけ線を持つ女性を見た男性は、自分の存在がみじめになってその女性から一線引いてしまい、女性は出会う機会を失ってしまうことになると言えるんです。

そうなるといくら人付き合いが上手でも、惹き付ける力を持っていても、男性がプライドを優先する以上全く意味はありません。

ましてや、現代よりはるか以前であれば男尊女卑の考え方が根強く、女性の方が優れているだなんて男性は決して許さないでしょうし、それらますかけ線を持つ女性なんて避けるはずです。

となると、ますかけ線を持つ女性はあぶれてしまうことになる...それが嫌なので、女性は自分の有能さをひた隠しにして「人付き合いがとても上手」、「周囲を惹き付ける魅力」だけを利用する訳です。

となれば必然的に本来の有能さは隠れてしまい、歴史に名を残すまでには至らない...想像の域を超えていませんがしっくり来ますし、これが筆者の見解となります。

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