アバズレってどういう意味？
アバズレとは、もともと江戸時代に流行った「阿婆擦れ」から来ているようで、当時の意味としては人道に反している、常識はずれ、素行や品行が悪いなど、人として問題のある人物に対して使われていたようです。
人として問題のある人物という観点から、当時は男性に対しても使われていたようで、特に現代のように女性だけに向ける侮蔑ではないとされるのが諸説のようで、万人に使われていたみたいなんです。
ですが現代は女性に対してだけに使われる言葉となり、その意味は「だらしない性生活を送っている」、または「性が乱れている女性」などを指すようになりました。
一体どうしてなんでしょう？
それは、まずアバズレが人道に反しているなど、素行に問題のある人物に対して使われているのは先のとおりで、この「人道」とか「素行」という要素が深く関わっているようです。
と言うのも、まずアバズレのイメージとして現代でよくあるのは、売春（犯罪です）とかなどの身体を売り込む女性に対してで、そこは一般的にそう認知されていますよね？
そして、それらの女性は本来秘匿性の高い「性」を売り物にしている訳で、現代人の普通の感性であれば「人道に反している」とか、「素行に問題がある」となるんじゃないでしょうか？
なので、そのような女性たちをアバズレと扱うようになったと考えられ、現代では女性に対して使う言葉になったんだと思われます。
従来であれば、性は夜這いという風習があったことから、そこはかとなくオープンさがあって、たとえ性を売り物にしていても「遊郭」の存在があったことから、かなり容認されていたことが伺えます。
ですが現代にそんな風習はなく、性はとにかく隠すもの、ましてや売り物にするなんてとんでもない！人の道から外れている！だから、人道に反している！だからアバズレ！...という構図なんじゃないでしょうか？
なので、もしあなたが周囲からアバズレ女扱いをされているのなら、それはきっと周囲はあなたに対して、「性が乱れている」などの印象を受けていることになるんです。
もしそれが真実であっても濡れ衣であったとしても、放っておいたらあなたの評判は地に落ちて、周囲との付き合いもままならなくなる可能性があります。
その対策については後述しますので、引き続き以降も熟読してアバズレのことをよく理解して、その上でどうするかを練りましょう。
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