ミニマリストとは?
そもそも「ミニマリスト」とは何なのか、ということから分からない方もいらっしゃるでしょう。
ミニマリストというのは、元々はアメリカの、高品質なものだけを厳選して生活している富裕層の生活が起源となっています。
日本における現代のミニマリストとは、持ち物をアレコレ持つのではなく、本当に必要なものだけを見極めて最小限に抑えている方のことを言います。
日本は豊かな国ですので、ありがたいことに物が溢れかえっており、大量生産・大量消費という生活様式が当たり前のようになってしまっています。
そんな中で、ミニマリストはあえて持ち物を大量に持たないことで、シンプルな暮らしに「こだわり」を見出しているのです。
もちろん、ミニマリストは持ち物が少ないからといって、「貧乏性」というわけではありません。
ミニマリストの方々は、持ち物を必要最小限に減らす分、1つ1つの持ち物には強いこだわりを持ち、高品質なものを厳選して購入します。
いわばミニマリストとは、不要なものを徹底的に排除することに努める方のことを指しており、合理的な暮らしを追求した人々なのです。
ミニマリストが増加中!
現代日本では、実はそんな不要なものを排除することに勤めるミニマリストが増加しています。
買い物に行ってお金を支払えば、簡単にいろいろな物が手に入ってしまう日本で、なぜ「持ち物を最小限に減らしたミニマリスト」が増えているのか不思議ですよね。
この理由として考えられるのは、豊かな国である日本では、「物を持つこと」に対して幸福感を覚える方が少なくなっているからというのが1つでしょう。
仕事をして収入を得ていれば、ほとんど誰もが多くの物を手に入れられる日本では、たくさんの「物」を持つことでステータスを感じることもありませんし、幸福感に満たされることもありません。
それどころか、無意味なもので溢れかえった生活はゴチャゴチャとしてしまい、ストレスになってしまうことさえあります。
そんな中で、ミニマリストはあえて持ち物を極限まで減らすことで、気持ちを軽くし、幸せを感じているのです。
ミニマリストは部屋の中にもムダなものは一切置かず、本当に必要な物、お気に入りの物、こだわりの物だけに囲まれて暮らしています。
ゴチャゴチャと物に囲まれた暮らしよりも、こうしてお気に入りの物だけに囲まれた暮らしというのは、充実しており、幸せを感じやすかったりするものなのです。
そんな「物に執着しない暮らし」の魅力に気づいた方々が、どんどん断捨離を進め、不要なものを排除していった結果、ミニマリストが誕生する・・・
そのような現象が、現代日本で起こり始めているのですね。
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