話をしていたらいつの間にか自慢話を聞かされる羽目になってしまった、なんて経験はありませんか? 自慢話をされると、つまらなさを感じたり、劣等感を感じてしまったりと、なんだかストレスを感じてしまうもの。
あなたの周りにいる人が自慢話をしてしまう理由は? もし自慢話をされたらどうかわす? 自慢話をよくされる人ってどんな人?
早速、気になるあの人が自慢話をしてしまう心理からチェックしていきましょう。 さらに、自慢話をされた時に上手く対処する方法などをご紹介します。
自慢話ばかりする人の心理とは
自慢話をされるのは嫌だなと感じている人も多いのでは? 会社の上司や先輩、気になっている人や友人が自慢話をしていると、普段はそんなことはないのになんだか嫌悪感を感じてしまうものですよね。
つまらない自慢話は早く終えて、違う話題をしたいのに、どうしてそんなに自慢話をしてしまうのでしょうか? まずは、自慢話をしてしまう人の心理を考えてみましょう。
自分のことを認めて欲しい
劣等感を抱えていたり、承認欲求が強かったりすると、自分のことを認めてほしくてついつい自慢話をしてしまうようです。
自己肯定感を得るために、気持ちがよくていつの間にか自慢話をしてしまう。 聞かされている方としてはうんざりしてしまうかもしれませんが、上手くおだてて気持ちよくさせておいた方が、のちのち良いということもありそうです。 特に相手が気になっている異性なら、あなたのことを「自己肯定感を満たしてくれる存在」だと気に入ってくれるかも。
注目を集めたい
自慢話をよくする人は、自分はこんなにすごいんだぞ!とアピールして注目を集めたい人も多いでしょう。 また、注目されることが好きだからいつも自慢話をしてしまうというように、意識的に自慢話をしている人も多そうですね。
気になる話や面白い話なら良いですが、こういった方の対処方法を知って早めに対処してしまいましょう。
現状に満足できていない
意気揚々と自慢話をしている人であっても、実は現状に満足していないというケースもあるようです。
現状が不満でどうにか脱却したいけれど、なかなか解決策が見つからないという時などに、自分の気持ちを満たすために自慢話をしてしまう。 もし周りにそんな人がいたら、ただ煙たがるのではなく、同情の気持ちで自慢話を聞いてあげても良いかもしれませんね。
マウンティングしたい
自慢話と言えば、やはりマウンティングしたいという気持ちが強い人も多いようです。 マウンティングしてしまうのは、自分には優れている点があることを見せつけて優越感に浸りたい、といった心理があります。 また、あなたのことが嫌いなど、ネガティブな理由がある人もいるかもしれません。
マウンティングされていると感じると、どうしてもイライラしてしてしまうもの。 そんな時は、「この人は自分を大きく見せて優越感に浸りたいだけなんだ」と思って、できるだけ受け流してしまいましょう。
好意を向けてほしい
自慢話をする人の中には、自分に好意を持って欲しいからという人も。 「こんなにハードな仕事をしている」、「こんなにすごい車に乗っている」など、自分自身を鼓舞するために他者より優っているところをアピールすること習慣のある男性は少なくありません。
自慢話は、自分自身のモチベーションをアップさせるだけでなく「承認欲求」も満たしてくれるので、とても気持ちが良い のです。 だからこそ、女性の前でもついつい自慢話を始めてしまうという男性が多いようです。
家族・友人自慢
自慢話の内容は自分のことだけとは限りません。 家族や友人が実は有名人だとか、学歴や職業が優れているなど、自分以外のことで自慢話をしてくるケースもあります。
自分自身のこととなると自信はないけれど、周囲に優れた人がいるというアピールで自分を良く見せようとしているようです。
家族や友人が誇らしくてたまらないということかもしれませんが、自慢話をすることで自分の存在価値を確かめているだけかもしれません。 この人はこんなことしか話すことがないんだなと同情の気持ちで聞いてあげると、不快感も半減するかもしれませんよ。
気になる彼の自慢話を上手に対処する方法
あなたが気になっている彼の話が自慢話ばかりだったり、話をしているといつの間にか自慢話になっていたりすることってありますよね。 彼との距離を縮めたいけれど、つまらない自慢話ばかりされるのは嫌という方も多いでしょう。
自分に好意を向けて欲しいから我慢する人もいるかもしれませんが、いつもいつも我慢ばかりしていたらストレスを感じてしまいそうです。
相手のことを傷つけることなく、自慢話から切り抜けたい。 そんな時に、彼の自慢話を上手にかわす方法を8つの切り口でまとめてみました。 早速、対処方法を確認していきましょう。
共感する
自慢話の対処方法の1つは、相手の話に共感することです。
承認欲求が強い人は、共感してあげるだけで満足してしまうことも。 相手の話にひたすらおうむ返しをする、「そうなんだ」など共感していることが伝わるようなフレーズをひたすら口にするなど、心を無にして相槌を打ち続けていれば、いつかその自慢話も終わるはず。
耐久戦になってしまうかもしれませんが、相手もつまらなそうに聞いているなということに気がつけば、自然と話をやめてくれるかもしれません。
「さしすせそ」で逃げる
料理に「さしすせそ」があるように、自慢話の対処方法にも「さしすせそ」があるのをご存じですか?
さ:さすが! し:知らなかった! す:すごい! せ:センスある! そ:そうなんだ! と、「さしすせそ」から始まる言葉で自慢話には相槌をしてみましょう。
相槌を打つ時は、テンション高めに「聞いていますよ」、「あなたのことを認めていますよ」という気持ちをアピールすることがポイントです。
この5つの言葉は、男女ともに言われて嫌な気分になることは少ないですよね? そんな言葉を一言かけてあげるだけで、満たされた気分になってくれる人も多いはずです。
とはいえ、そろそろ自慢話から逃げたいという人もいるでしょう。 そんな時は少しずつ、「さしすせそ」から始まる言葉の言い方をつまらなそうに変えていくと良いのだとか。
相手が聞いてくれている、共感してくれているけれど、なんだかつまらなそうにしているということが伝われば、自然と自慢話をやめてくれるでしょう。
気にしない
自慢話を聞いている方からしたら、相手と自分自身を比較してしまってなんだか劣等感を感じてしまうことがあるかもしれません。
しかし、自慢話は気にしないのが良いです。 相手は相手、自分は自分と割り切ってしまえば自慢話を気にすることもなくなるでしょう。
相手に自慢話をしても気にしない人、反応が薄い人という印象をつけてしまえば、自慢話をしても気持ちが良くなることはないからと、自然と話をされることが少なくなるかも。
また、相手を明確に圧倒できる強みを作るというのも自慢話をされない人になるコツのひとつです。
話題を変える
いくら気にしないようにしても、興味のない自慢話を続けられてしまうとストレスを感じてしまう人も多いでしょう。 そんな時は、思い切って話題を変えてしまうのがオススメ。
「すごいね~」などと相手の話に同調しつつ、「そういえば!」と自分の話を切り出してみましょう。 切り出す話題は、相手の話に関連する話だとベスト。 全く異なる話を切り出すとあからさまに話題を変えたような印象を与えてしまうので、相手がしていた話と近しい話題をしてみましょう。
そうすることで、自慢話を自然と終わらせ、自分自身の興味に合わせて話を進めることができますよ。
興味を持っているかのごとく、質問してみる
自慢話をしている相手に質問してみることもオススメ。 人の自慢話を聞くのはつまらないということもあると思いますが、自分の知らないことだったり、その結果に行き着くまでの過程だったりを質問してみましょう。
自慢話だと思って聞いているとつまらないで終わってしまう話も、自分の知らないことを教えてもらっているという考えで会話を進めていけば、ストレスは少なく会話を続けることができるはず。
むしろ、会話が終わった後に新たに知った情報があったと、有意義な時間だったと捉えることができるようになっているかもしれません。
相手をイジる
相手の話がどうしてもつまらない! そんな時は、自慢話をしている相手をイジるというのも効果的です。
相槌を入れて聞いているよというアピールをすることも良いですが、「よ!○○」といったようなチャチャを入れることで、その場が楽しくなることがあるかも。
自慢話をイジっても機嫌を悪くしないような相手であれば、思い切ってイジってみても良いかもしれませんね。
物理的にその場を離れる
自慢話が始まったら、物理的にその場を離れてしまうのも良いでしょう。 お手洗いや急な仕事など、離れる理由を作って離れてしまえば自慢話を聞かなくて済みますよね。
離れる理由が思いつかない、角が立ちそうだから言い出しにくいという時は、「長々とお引き留めしてしまいましたね」などと、相手が話をやめるきっかけとなりそうな言葉かけをしてあげるのもオススメです。
自慢話をしている方も、相手の時間を奪ってしまっているかもしれないと自然に話をやめてくれるかも。
どうしても我慢できない時はハッキリ伝える
いつも自慢話をされる、自慢話を聞くのが不快など、どうしても自慢話を聞いているのが我慢できないという時というのもありますよね。
そんな時はハッキリ相手に、嫌だという気持ちを伝えてみましょう。
相手との関係性にもよりますが、不快な気持ちなくコミュニケーションを取ることができるようになるはずです。
要注意!いつのまにか自慢話になっていた?
さっきまでは別の話をしていたのに、いつの間にか相手の自慢話になってしまっているという場面に出くわしてしまったという人も多いでしょう。
もしかすると、相手は自慢話をしていると思ってはおらず、自然と話をしているだけと思っているかもしれません。
一見話がうまそうな人に御用心
みなさんの周囲にも、この人は話が上手だなと感じる人ってたくさんいますよね?
話が上手いなと思って聞いているともしかしたら、自慢話のターゲットになっているかもしれません。 本当に話が上手い人であれば、聞いている方も微笑ましいな、いつもは嫌な気分になる自慢話だけど楽しいなと感じるはずです。
初めて話した時は気づかなくても、何度か話すうちにだんだんそのことに気づくケースもあると思います。 一見話がうまい人の話を聞く時、「なんか不快に感じるな」と思ったら、自慢話にすり替わっていないか意識して聞いてみましょう。
SNSでのアピール
最近はSNSで食事やファッション、車などをアピールすることも簡単にできますよね。 もちろん、投稿している相手からすれば何気ない日常の一コマなのでしょうが、あなたが自慢話と捉えてしまっているかもしれません。
自分と比較してしまって自己嫌悪に陥ってしまい、相手へ妬みや嫉妬心が生まれてしまっているのかも。 相手は相手と割り切ってしまう、また自分の打ち込める趣味や相手より優っているところを見つけるなど、自分で自分自身を刺激しないようにするのが良いかもしれませんね。
自慢話される人の方が実はモテる?
もしかして、自慢話のターゲットにされているかもしれない!と思ったことはありませんか? ですが、視点を変えればあなたのモテ要素が増えるきっかけになるかもしれません。
話しかけやすい雰囲気やスキを与えている人って、同性からも異性からも人気を集めていたりしませんか? そんな話しかけやすい雰囲気を上手く作ることが、モテる秘訣になるかも。
例えば、自分から積極的に気になる彼にアタックするのは恥ずかしいという時でも、話を聞いてあげることならしやすいですよね? では、ポイントを確認していきましょう。
あなたは聞き上手?
自慢話をしたくなる人というのは聞き上手と思われていることが多いかも。 いつも自分の話を聞いてくれる、話がしやすいなどと相手から好意的に思われている可能性が高いのです。 だから相手も気軽に話しかけてしまうのではないでしょうか。
気になる人と話してみたいなと思っている時や仲良くなりたい人がいる時などは、いつでも話しかけて良いですよという雰囲気を醸し出してみましょう。 そうすれば、気になる人が話しかけてくれることがあるかもしれません。
また話をしたいと思わせよう
自慢話に限らず、また話をしたいと思わせるのも気になる人に近付くために重要なポイントです。
相手が気持ちよく話せる場所を「さすが!」や「すごい!」などの言葉を駆使したり、笑顔や拍手など身振りもつけたりしながら作り出してあげれば、また話かけてくれるかもしれません。
いつも話を聞いてくれる存在、話をしていて気持ちが良い存在となれば、自然と相手との関係性が進展することがあるかもしれませんよ。
自慢話への上手な対応を身につけてストレスフリーな生活を
聞いているとストレスを感じてしまいがちな自慢話も、原因や対処方法を知るとストレスを感じることが減ってくるでしょう。
また自慢話を、知らないことを教えてもらっている・自分は相手から話しやすい人と好意的に思われている、のように捉えれば、ポジティブに捉えることができるようになるかも。
ネガティブに捉えてしまいがちな自慢話も、上手な対応を身につけてストレスフリーに生活しましょう。
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