毒親育ちの女性の特徴
毒親育ちの女性は、基本的にネガティブな考えを持っています。
小さな頃から毒親に「お前なんて産まなきゃ良かった」と言われているため、「自分なんて産まれてきてはいけない存在だったんだな」という思いがあるのです。
そのため恋愛をしていても「私なんて」という思いを消すことは難しいです。
ネガティブで積極的になれないので、恋愛以外でも周りの人とも上手く接することが出来ません。
毒親に嫌われていたからこそ、「他の人たちも私を嫌っているのだろう」という思いがずっと心にあるのです。
ですが、人への依存心や執着心も強くあります。
それは毒親に愛されなかったからこそ、他の人に自分の存在を認めてほしい、自分のことを愛してほしいという思いがあるからです。
仲良くなった人がいるとずっとその人と一緒に行動するようになり、その人に嫌われないように努めます。
仲良くなった人が他の人と仲良くしていると、「私のことが嫌になったんだな」と思い込んで落ち込みます。
でもその人のことを嫌いになることはありませんし、声をかけてもらえたら「良かった」と安心します。
でも決して「この人に好かれている」とポジティブな考えを持つことは出来ません。
毒親育ちの女性のネガティブさは、きっと誰にも負けないくらい深いものなので、ちょっとしたことでポジティブな思いを持つなんてことは出来ないのです。
さらに、毒親育ちの女性は、自分の意見を言うことが出来ません。
「私なんて嫌われている」というネガティブな思いがあるからこそ、「自分の気持ちを伝えてはいけない」と思ってしまっているのです。
毒親が子供の意見を全て否定してきたことにより「私が意見を伝えても誰も受け入れてくれるはずがない」という思い込みがあります。
自分の意見を言える人は限られた人だけ、だから自分は言ってはいけない、それが毒親育ちの女性の考えになってしまっているのです。
毒親育ちは自分の気持ちを伝えてはいけないなんて法律はありませんが、毒親育ちの女性は「そんなことをしたら罰を受けてしまう」というくらい、自分の気持ちを伝えることに抵抗があるため、いつも自分の気持ちを押し殺しています。
本当はこうしたい、ああしたいと自分の思いを持っています。
でもそれを人に伝えたり、表に出すことはありません。
そんな毒親育ちの女性なので、人生の様々なことを楽しめません。
「自分は楽しさを感じてはいけない」という気持ちが心の中に強くあるからです。
毒親育ちの女性は、子供の頃から楽しい思い出がありません。
いつも一人でいたり、毒親に罵倒されていた、そんな思い出ばかりです。
楽しいことを見つけてもそれを毒親に否定され続けていたので、いつの間にか「自分は物事を楽しんではいけない」という思い込みをしてしまっています。
友達と遊んでいるときも、恋人とデートをしているときも、「楽しいことをしてはいけない」という思いは消えません。
そのため何をしても思い切り楽しむことが出来ず、周りから「楽しくないの?」と言われてしまうことも多いのです。
楽しみたいという気持ちがないわけではないのですが、「自分が楽しむのはいけないこと」という思いが、楽しむことを阻止してしまうのです。
他にも毒親育ちの女性は、頑張りすぎてしまうところがあります。
これまで毒親に罵倒されてきた女性ですが、「もっと頑張ったら誉めてくれるのではないか」との思いから、何事にも全力を出しすぎてしまうのです。
もちろん女性がいくら頑張っても毒親が認めることはありません。
「すごく頑張ったね、偉いね」そんな言葉を毒親から聞けることはないのですが、女性は「自分が頑張ったら聞けるのではないか」という思いを持っています。
また、自分が頑張ることで毒親の罵倒が無くなるのではないかという思いもあります。 そのため全力で頑張りすぎてしまうのですが、それでも毒親が見てくれることはありません。
毒親育ちの女性の恋愛
毒親育ちの女性は、恋愛でも毒親の影響を受けてしまっています。
元々人に依存してしまうタイプのため、恋愛でも恋人を束縛してしまいやすいです。
常に連絡を取り合っていないと落ち着かないですし、恋人が誰と何をしているのかはきちんと把握しておかないと不安で仕方ありません。
異性との関係は特に気になってしまうもので、少しでも親しい女友達の存在は「いつか二人が付き合ってしまうのではないか」と不安を大きくさせています。
恋人のことをいつでも把握しておきたいので、遠距離恋愛は向いていません。
恋人が転勤などで離れてしまうことになったら一緒についていくくらい、恋人と離れることは出来ません。
そして毒親育ちの女性は、恋人のことを信用することが出来ないため、恋人が「一生そばにいる」と言ってくれても心の中では「そんなはずない」と思ってしまっています。
愛してくれる人のことを信用出来ないのは、毒親には自分という存在を認めてもらえなかったからです。
「お前なんていらなかった」、「お前なんて何も出来ないんだから」など毒親には否定され続けてきたため、自分のことを認めてくれる恋人にどのように接すればいいのか分からなくなっているのです。
決して恋人のことを嘘つきだと思っているわけではないのですが、ネガティブさも根付いていることから「こんな素敵な人が自分のことをずっと好きでいてくれるわけがない」、「罰ゲームか何かで自分と付き合わなければいけなくなったはず」などと恋人の思いを素直に受けとれません。
だからこそ、束縛もしてしまうのです。
恋人を信用することが出来ずどこかに疑いの気持ちがあるからこそ、不安になって恋人を縛り付けてしまい、そしてそれに疲れた恋人が離れていけば「やっぱりそうなるよね」と自分の行動がさらに悪化してしまいます。
そんな毒親育ちの女性は、「恋愛を楽しむことが出来ない」ため、どんな恋愛をしていても楽しさを感じることはほとんどありません。
毒親育ちの女性にとって恋愛は、苦しくて寂しいものです。
恋愛を楽しんでいる女性は、「恋愛って素敵なこと、楽しめること」という思いがありますが、毒親育ちの女性は違います。
恋愛をしたからといって自分のことを変えることは難しく、結局生きにくい状況を自分で作ってしまうのです。
恋人と話している時でも、デートをしている時でも、毒親育ちの女性は、心から楽しめる瞬間がありません。
頭の中ではいつも「これを言ったら嫌われてしまうのではないか、他の女がいいとおもっているのではないか」など、ネガティブなことばかりになってしまっています。
さらに、毒親育ちの女性は、「結婚に対して憧れを抱けない」のです。
毒親育ちの女性は、温かい家庭の中で過ごした記憶がありません。
それもそのはず、毒親がいる家庭は冷たく冷めきっていることが多いのです。
家族みんなで出掛けたり、ご飯を食べたりすることはありませんでしたし、お父さんお母さんの二人が揃っておらず片親で育てられた場合もあります。
そんな環境の中で育ってきたからこそ、「結婚しても幸せになることはない」という思いが強くあります。
結婚に憧れる女性は多くいますが、毒親に育てられた女性はその憧れが非現実的であるとしか思えないのです。
そのため恋人からプロポーズをされても、嬉しさよりも「結婚して上手くやっていけるのだろうか」という不安の方が大きくなります。
子供を持つということにも消極的で、「自分も毒親になってしまうかもしれない」という不安が強いのです。
温かい家庭を知らないからこそ、毒親ではない人の子育てがわからないからこそ、結婚や出産には消極的になります。
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