自尊心を育てる・高める習慣
成果を出しやすい、コミュニケーション能力が上がるなど、自尊心が高いとたくさんのメリットがあります。
では、いったいどうしたら自尊心を育てて高くすることができるのでしょうか。 自尊心を育てる・高める習慣をご紹介します。
どんな自分でも誇りに思う
人生がうまくいっていると自尊心が高くなって、逆に、何かがうまくいかなくなると自尊心が低くなることがあるでしょう。
しかし、人生は常にうまくいくわけではありません。 思うようにならなくてうまくいかない人生も受け入れましょう。
成功した自分だけしか認められないと、苦しくなってしまいます。 失敗、嫉妬、苛立ち、そうした気持ちを何もかも受け入れましょう。 ありのままの自分を受け入れてることで、自尊心を高めることができます。
どんな感情もあなたの一部です。 調子のいい自分だけではなく、調子の上がらない自分も認められるようにしましょう。
小さな目標を少しずつ達成する
成功体験の積み重ねがあなたの自尊心を高めてくれるかもしれません。 どんな小さな成功体験でも、「成し遂げた」「やればできる」と自分を褒めることができます。
たとえば、毎週目標を設定して、達成していくのはどうでしょうか。 目標は、大きな目標（TOEIC990点、昇進など）でなく、小さな目標（ジムに行く、自炊するなど）でかまいません。 ポイントは達成することなのですから。
毎週目標を達成していくことで、成功体験を積み重ねることができます。 コツコツと積み重ねていくことで、いつの間にか自尊心が高くなっているかもしれません。
自尊心を制御できる感情だと認識する
自尊心は自分ではコントロールできないと思っていませんか？ もって生まれた性質や成長過程でできた性格と考える人は少なくないでしょう。
しかし、実は自尊心はコントロールすることができる感情かもしれません。
褒められた、いい成績を出せた、うまくいっているときは簡単に自尊心を高めることができるでしょう。 反対に、褒められない、結果も残せないときは自尊心が低くなってしまいます。
本来、自尊心とは「あなたがあなたを認める心」で、他の人の評価は関係ありません。 常に自分を認められるようになることが自尊心のコントロールにつながります。
他人の自尊心を傷つけない・高める方法
あなたに自尊心があるように、周りの人にも自尊心があります。 周りの人の些細な言葉や行動に傷ついてしまうこともあれば、逆にあなたが傷つけてしまっていることもあるでしょう。 今回は、他人の自尊心の尊重の仕方をご紹介します。
否定しない
自分の考えを否定されて喜ぶ人はいませんよね。 あなたにはその気がなくても、否定することで相手の自尊心を傷つけているかもしれません。
自尊心を高めるためにはありのままの自分を受け入れることが大切です。 これと同様に、ありのままの相手を受け入れましょう。
相手が「自分はダメだ」と思っている部分があれば受け入れてあげましょう。 あなたが受け入れてあげることで、相手もその部分を受け入れることができるようになるかもしれません。
相手のことを否定しないで、共感や受け入れることを大切にしてコミュニケーションをとるようにしましょう。
褒める
人から褒められて、誇らしい気持ちになった経験はありませんか？ 褒められることで自信がついて、自尊心が高まることもあります。
相手のいいところはどんな些細なことでも積極的に褒めるようにしましょう。 人から褒められると、褒められたところに自信がもてます。
自信をもつことにはたくさんのメリットがあります。 積極的になったり、やる気が出たり、もっといろいろなことに挑戦しようしたりします。 人生が好転して、よりいい方向に歯車が回りはじめるでしょう。
あなたの自尊心を高めるように、他人の自尊心も高めてあげましょう。
視点を変えて評価してあげる
リフレーミングという手法を知っていますか？ リフレーミングとは、ある枠組み（フレーム）をはずして、違う枠組みから物事を見直すことです。
例えば、人の性格をもっといい言い方で表現することもリフレーミングです。 怒りっぽいや飽きっぽいなど性格の表現に使われがちなマイナスの言葉ありますよね。 それらの言葉をプラスに言い換えることで、物事の見方や評価を変えるのです。
飽きっぽいを切り替えが早いに、怒りっぽいを情熱的にと言い換えることで、短所を長所として表現できます。
他にも言い方や見方を変えればプラスになることはたくさんあります。
健全な自尊心を育もう！
自尊心は高すぎても低すぎてもよくありません。 高すぎると、自分を客観視できていない人になってしまいます。 逆に、低すぎても自分に自信が持てずに消極的になってしまうでしょう。
健全な自尊心を保つためには、今の自分を認めてあげましょう。 できることもできないこともあるのが人間です。 無理をしないで、今のあなたを受け入れましょう。
また、あなたの自尊心だけではなく、他の人の自尊心を傷つけないことも大切です。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
※本ページはプロモーションが含まれています。