会話のつじつまが合わない
虚言とは要するに「嘘」ですので、嘘が嘘を呼んでやがて会話のつじつまが合わなくなるのも仕方がなく、これは必然で生まれる特徴だと言えます。
よくあるもので、会話の序盤と終盤では全く言っていることが異なるとか、簡単なものだと単純に話が矛盾していたりが挙げられると思います。
嘘というのは意外に難しいものなのです。
嘘をつくには、その嘘の整合性を計らないと後の会話に繋がらず、しかもその整合性を計るものも嘘になりますので、内容をすべて記憶するくらいでないとどうしてもつじつまが合わなくなるのです。
ですので、嘘をついた後で真実は語れません。
事前に嘘がきているんですから、後で真実を言ってしまうとそれも整合性が取れなくなりますし、一度嘘をついたら嘘を貫くしかなくなるのです。
虚言癖を持つ全ての方が、それを全部理解した上で嘘をついているとは考えにくいのではないでしょうか?
実のところを言うと、虚言癖を持つ人の嘘は「その場しのぎ」であることが多く、別に事前に話した内容を考慮している訳ではありません。
要は「思いつき」ですので、話の前後のつじつまが合わなくてもさして気にもしませんし、その場だけが凌げればそれでいいだけで、それ以上それ以下でもないのです。
だから特徴として捉えたいのなら、会話をしているだけで気付けますので分かりやすく、こちらからのこれといった行動は必要ないと言えます。
勝手に話させておけば勝手にボロが出てきますので、後はそこを突いて嘘を完全に暴きつるし上げるのも、勝手にこちらが理解して「はい、さよなら」でもどちらでもいいでしょう。
できることならつるし上げるくらいの方がいいかもしれません。
「さっきは○○って言ってなかったっけ?」
「今言ったことと矛盾してるよね?」
「最初に言ってたことと違う」
なんて逐一責め続けてやれば、あなたに近付くこともなくなることでしょう。
ただ、ひどいものになると言ったことを覚えてないとか、そんなこと言っていないだのと、そこでも虚言を放つこともあります。
そこまでくるとさすがに救えないので、もうその際は黙ってその場を去るなり、周囲に事後報告でこんなことがあっただの言っておけば、自然とその人の立つ瀬はなくなります。
それで今後関わらないきっかけとなれば、あなたがその虚言で迷惑を被ることは少なくなる、または完全になくなるものと思われます。
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