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愚者!?タロットカードの正位置・逆位置に込められている意味とは

愚者!?タロットカードの正位置・逆位置に込められている意味とは

占い・診断
モコ
モコ
2019.03.18

タロットカード「愚者」の正位置での意味

Tarot cards on wooden desk table of fortune teller. Tarot reading.

タロットカードの意味を読み取るときは、名前と絵柄と環境の要因が重要になってきます。   基本的にはこの三つを軸にカードの意味について自分なりに考察していくのが最も効果的だといわれており、ある程度の基本的な意味の枠組みは存在するものの、最終的には自分なりの視点から意味を見い出すことが大切です。   そしてさらに、タロットカードの意味を左右するもう一つの要素が「位置」です。   カードを引いたときにそのまま正しい位置で引くことを「正位置」といい、逆さまになってカードを引くことを「逆位置」といいます。   正位置と逆位置とではカードの意味が大きく異なり、正と逆では意味がそのままひっくり返っていることが多いです。   正位置で恋愛成就という意味があるとすれば、逆位置では失恋といった具合ですね。   タロットカード占いをするときは名前と絵柄と自分の環境、そしてカードの位置も含めて考察する必要があるのです。   そしてここからは、「タロットカード愚者の正位置での意味」についてまとめていきます。 基本的な愚者の意味について知りたいという人は、ぜひ自分なりの視点からの考察に役立ててみてくださいね。

1、自由

タロットカード愚者の正位置での意味の一つ目は「自由」です。   おそらく愚者というカードを引いたときに真っ先に思うことの一つが「自由」であり、愚者はまさに自由人であることを表しているといえるでしょう。   愚者という名前は「愚か者」から来ていると考えるのが普通ですが、世間的には愚か者と呼ばれている人の中には自由な人が多く存在しています。   現代こそ自由は社会的なイデオロギーのように思われていますが、実際、自由というのは周りからすれば愚かなことに見えてしまうものです。   自由という言葉の定義も人それぞれだと思いますが、多くの人は自由な生活と聞いたときは「時間を気にせずたくさん寝れる」「お金を気にせずたくさん食べれる」といった生活をイメージするかと思いますが、自分にとってその生活は自由でも周りから見れば愚か者に映ってしまうのです。   つまり、自由と愚かというの世間的にはつながっており、自由な生活をしている人のことを世間では愚か者だと考えてしまう傾向があるということですね。   愚者のカードは自由に生きてはいるけれど、周りからはあまり好ましく思われてはいないことを表しているともいえます。

2、好奇心

タロットカード愚者の正位置での意味の二つ目は「好奇心」です。   好奇心も愚者というカードに含まれている意味の中では代表的なものであり、愚者のカードを引いた人は好奇心旺盛の人が多いといわれています。   愚者のカードで好奇心という意味を読み取るには絵柄に注目する必要があります。   愚者のカードを見ればわかりますが、愚者はなんだか陽気な感じでフラフラ歩いているように見えるでしょう。 特になにも束縛されていなく、自由気ままに歩いていることがわかり、その先にはガケがあることもわかります。   ここからわかることは、絵の中にいる人はガケに気づいているのか気づいていないのかといったことであり、ガケに気がついていて陽気な顔で端まで歩いているのは「この先はどうなっているのか?」といった好奇心があるからだと考えることができます。   好奇心がない人は自分が見ていないものや知らないことを過剰に恐れてしまうでしょう。   人生は何があるかわからないから楽しいとはよく言われますが、それは好奇心があることを前提にした話であり、多くの人は将来どうなるかわからないから不安になっているのがほとんどです。   だからこそ、危険を顧みず好奇心旺盛に行動する人のことを世間では愚か者だと揶揄する人もいるのです。   愚者は好奇心があるからこそ愚者であり、リスクをとって何らかの行動を起こそうとすると世間では間違いなく「愚かなマネはやめろ」といわれるでしょうね。

3、ポジティブ

タロットカード愚者の正位置での意味の三つ目は「ポジティブ」です。   愚者のカードからポジティブといった意味を読み取ることはさほど難しいことではありません。   というのも、愚者というカードに描かれている人の顔を見ればわかるように、男は決して悩んでいるようには見えませんし、ましてや落ち込んでいたりネガティブな雰囲気などは一切持っていません。   おそらく大抵の人は彼のことを、陽気で明るく、前向きでポジティブであるという印象を持つでしょう。   そもそも現代では明るく前向きでポジティブであることを推奨していますが、ここでも問題があり、あまりにも明るすぎたり能天気すぎる人のことをこれまた愚か者だと感じる人が多いようです。   端的にいうと「バカに見える」ということですね。   大人が毎日元気に明るくポジティブでいるだけで、どこか子どもっぽさを感じてバカみたいと感じる人がいることは否定できません。   これは本人の解釈の仕方にもよりますが、基本的に昔から明るい人や悩みを持っていない雰囲気をしている人のことをバカだと捉える傾向があるといえるでしょう。   愚者というのは世間的なイメージの作り物だと解釈できるかもしれませんね。

4、警告

タロットカード愚者の正位置での意味の四つ目は「警告」です。   これは絵柄を見ればわかりますが、さきほどは愚者は好奇心に駆り立てられてガケめがけて歩いているといいましたが、このパターンではガケに気づいていない能天気な状態であると解釈したときの意味になります。   さらによく愚者のカードを見てみると、すぐそばで犬が吠えている姿が見えるでしょう。   これは犬が愚者に対して警告をしている場面であると読み取ることもできますし、逆に愚者と一緒に戯れているとも考えることができます。   もし戯れているだけだとすれば、愚者の意味は好奇心旺盛かつ気ままな人間と一匹という意味になるでしょう。   しかし、もし犬が警告を発していて愚者が気づいていないのだとすれば、これは非常に危険な状態だといえます。   この状態を実生活に置き換えて考えてみると実にさまざまなことがわかるでしょう。   愚者のカードは現実世界での警告を表しているのかもしれませんね。

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