感情線の上
通常スクエアは幸運が訪れるという良い意味であることがほとんどなのですが、感情線上にある場合に限りそれは当てはまらず、多くの場合は悪い意味となってしまうと考えられています。
ではその理由ですが、感情線上のスクエアというのは「離別」を意味しているようで、身近な人とか恋人、伴侶、その他大切な人と離れてしまう可能性を示唆していると言われているのです。
離別の内容は、何も関係が終わってしまうなどの感情に基づいたものに限らず、死別やフェードアウト、海外移住など様々で、それはその人よりけり、当人達が置かれる環境によって差異があるでしょう。
しかもその離別、当人達にとってかなり精神的負担になるものであることが多いようで、その事実が起きて以降は当面は立ち直れないとか、多くの場合は傷付いてしまうようです。
ですのでもし感情線上にスクエアがある場合は、その他の線上のスクエアと同じ感覚でいると痛い目に遭ってしまいますので、気持ちを重々に引き締めて身構えておくようにしておく方が良いでしょう。
さらに普段から発言に気を付けるとか、周囲が怪訝になる行動を起こさないなど、日常からそのような結果となる可能性の芽を潰しておくことも、そういう最悪な結果にならないための手段になり得るかと思われます。
このように、他の線上にあるスクエアのような良い意味合いでないため、せっかくスクエアが出たのに損した気持ちになるかもしれませんが、これについては物は考えようとした方が良いでしょう。
事前にそういう結末になる可能性が高いことを把握出来たのですから、今後はそうならないための対策や、予防を心掛ければ、もしかするとその結末が回避出来るかもしれないからです。
何も知らなければおおよそその結果に行き着くことを考えれば、一概にこのスクエアが悪い意味でしかない、あってはならないものとはならないはずです。
この場合はスクエアとなりますが、つまり手相というのは「使い方」と割り切る姿勢を持つことが重要なのです。
知能線の上
スクエアが知能線上に現れた場合、ある物事に対して強い集中力を発揮出来る、またある物事を進める際に非常に捗るなど、目的を進めるための力がアップされると言われています。
仕事にしろ遊びにしろ、かなりの集中力のアップが見込めるようですので、仕事が捗るのはもちろんのこと、遊びに関しても上手く事を運べるようになるでしょう。
それにより社会的に認められる可能性が高まったり、もっと事が上手く運べば出世なども期待出来ますので、この時期を見逃さずしっかりと頑張ることが、社会的地位獲得の最短距離となるものと思われます。
ただし、スクエアという手相の性質的に一時的であることが多いので、その時期を見計らうのが案外シビアだったり、期間がとても短い可能性もあって難しいところがあります。
スクエアは、手相に線として刻み込まれている割に、意外と早々に退場してしまうことも少なくないので、物事を進める途中で消失してしまうなどがあって扱いが容易ではないのです。
ですがその時期をちゃんと見極めて、適切な方向に努力の舵を切ることで十分な成果が見込めますので、やはりこのスクエアに関しても日頃から手のひらを確認するという手段を用いるのがベターでしょう。
それとこのスクエア、前項のように悪い意味も含まれていて、しかも決して無視できない内容となっています。
具体的には、知能線上のスクエアというのは「思うように行動出来ない」という意味も隠されていて、それに伴い自分自身に何らかの災いが降りかかるかもしれないのです。
その内容は様々で、例えば交通事故にあって文字通り動けなくなったとか、精神的に追い詰められた結果自宅から動けなくなったなど、とにかく行動が出来ないという状況に追い込まれてしまうことがあります。
もっとも、やはりこの場合のスクエアも一時的であることがほとんどですので、時期が来れば過ぎ去るもの、時間経過と共に緩和されていくと思われます。
だからその間は休憩するとか、自分にとって必要な休みだと考えて、このタイミングで身も心もついでに休めてしまうという考え方を持つようにしましょう。
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