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【過去に執着する】タロットカードの「隠者」に込められている意味とは?

【過去に執着する】タロットカードの「隠者」に込められている意味とは?

占い・診断
モコ
モコ
2019.04.13

タロットカード「隠者」の逆位置に込められている意味

Tarot cards on fortune teller desk table. Future reading. Woman fortune teller holding and hands a deck of tarot cards and shuffles it.

ここまでは、タロットカード隠者の正位置に込められている意味についてまとめてきました。   タロットカードの隠者には、一見ネガティブでマイナスな意味が込められているかのように思いますが、実際には今の自分に必要な重要なメッセージがたくさん込められているのがわかったと思います。   隠者のカードにうつっている老人を自分と照らし合わせて考えることで、今の自分に足りないものを見つけることができ、より良い未来を歩むために役立てることができます。   ですが、それは隠者のカードが正位置だった場合の話であり、さきほども述べたように隠者のカードをを逆位置で引いた場合はその意味はまるっきり反転してしまうのです。   つまり、隠者の正位置での意味がすべて逆になり、ポジティブな意味はネガティブな未来を暗示していることになるかもしれないのです。   そこでここからは「タロットカードの隠者の逆位置に込められている意味」についてまとめていきます。 隠者のカードについてもっと深く知りたいと思っている人や、逆位置での意味について興味がある人はぜひチェックしてみてくださいね。

1、精神的な疲労

タロットカードの隠者の逆位置に込められている意味の一つ目は「精神的な疲労」です。   これは隠者のカードを逆位置で引いた場合に、あなたの精神がかなり疲弊していることを表している意味になります。   おそらく隠者のカードを逆位置で引いたあなたは、仕事やプライベートでかなり疲弊している可能性が高く、メンタルがかなり追いつめられているのではないでしょうか。   こうした状態が長く続くことで、慢性的なストレスとなりひどい場合は鬱病などの精神疾患にかかってしまうことになってしまいます。   人間は元々短期的なストレスには強い傾向がありますが、長期的な慢性的なストレスに対してはかなり弱い傾向があります。   そもそも過去の時代を考えても人類はライオンに追われたり戦争などの急激で短期的なストレスなどにさらされることは多かったですが、毎日永遠と同じことを繰り返す慢性的なストレスに対処する方法についてはまったく経験がありません。   そのため、精神的なストレスにずっと長くさらされているような人は、メンタルが弱くなり次第に病んでしまうことが多いのです。   隠者の逆位置が示しているのは、あなた自身のメンタルの状態が非常に危険な状態にあることを表しており、改善できる範囲でストレスを取り除くことを示しています。   ストレスとなっている要因がハッキリしているのであれば、まずはその原因を排除することからはじめてみましょう。

2、逃げ腰

タロットカードの隠者の逆位置に込められている意味の二つ目は「逃げ腰」です。     これも隠者のカードの逆位置が示している意味の中でも大きなものの一つです。 というのも、隠者を逆位置で引いたあなたは、何に対しても逃げ腰で失敗を恐れている傾向があります。   たとえば、本当にやりたいことがあったとしても、なんやかんや理由をつけてやらない理由ばかりを探してしまったり、自分にできない理由を探すことに必死になっている状態だといえるでしょう。   そうした逃げ腰の状態では人生で何かを成し遂げることなど到底できるはずがなく、何をやっても中途半端のままで終わってしまうでしょう。   たしかに時には状況を判断して逃げ腰のようになることは大切かもしれませんが、何事もやる前から諦めてしまっている状態はとてももったいないことです。   隠者のカードの逆位置は、とにかく行動することの大切さを伝えていると解釈することができ、老人のように逃げ腰で恐怖心ばかり働かせているあなたに対して警告を発している状態だといえるでしょう。

3、諦め体質

タロットカードの隠者の逆位置に込められている意味の三つ目は「諦め体質」です。   隠者のカードを逆位置で引いたあなたは、体質的にすぐに諦めてしまったり投げ出してしまうような気質を持っているといえるでしょう。   もちろんこのような体質は歓迎できるものではなく、できることなら改善したいところです。   ですが、体質というものはそう簡単に変えることができるほど単純なものではなく、その人の気質はその人の性格の奥深くに根付いている一面でもありますので、自分で自分のことを諦め体質であることを自覚したとしても中々改善することができません。   しかし、だからといってそのまま諦め体質でいてもいいことはありませんし、どちらかというとデメリットのほうが多いでしょう。   タロット占いは今の自分の状態を占い、欠点を改善するための占いであるため、カードが伝えていることはぜひとも改善できるようにするべきです。   諦め体質を改善するには、物事の中に楽しみを見出すように工夫する必要があり、それは自分の性格の問題ではなく単なる視点の問題でもあります。   どんなことに対しても楽しむという視点を持って取り組むことで、自分の中から「諦める」「投げ出す」「辞める」という選択肢をなくすことができます。   隠者の逆位置は、物事を諦め続けたあなた自身のなれの果ての姿を表しているのかもしれませんね。

4、挫折

タロットカードの隠者の逆位置に込められている意味の四つ目は「挫折」です。   隠者の逆位置は挫折を意味していることがあり、これは諦め体質ということにも大きく関係してくる側面です。   というのも、挫折は誰でも一度は必ず経験することであり、挫折をしたことがない人はおそらくほとんどいないでしょう。   たまに成功者などには「自分は挫折をしたことがありません」などと発言している人がますが、それは逆に非常に危険なことでもあります。   過去に挫折をしたことがない人はすごい人などではなく、実は非常にメンタルが弱い人である可能性が高いのです。   挫折は心を鍛えるためには必須なことであり、挫折を経験するからこそ人は精神的に頑強になることができます。   しかし、過去に挫折を経験していない人は、メンタルが鍛えられないまま成長している人であり、なにかあるたびにすぐに諦めたり投げ出したりしてしまう傾向があるのです。   挫折しらずは精神が強いのではなく弱いことの表れなのです。   隠者のカードの逆位置が示していることは、挫折することは悪いことではないことを表しており、挫折して心が折れてしまっているあなたに勇気を与えるカードであるといえるでしょう。   しかし、このカードはこの先に挫折する可能性があることを表していることもありますので、今現在取り組んでいることがある人は挫折しそうになったときは、続けていれば必ずその先にいいことがあるということを認識しておいてくださいね。

隠者のカードが教えてくれること

ここでは、タロットカードの隠者の正位置と逆位置に込められている意味についてまとめてきましたが、いかがでしたか?   タロットカードの隠者の姿は、過去の自分の姿にも未来の自分の姿にも置き換えて考えることができます。   もちろんそれは現在の自分の姿であり、ランプで未来なり過去なりを見つめ直している姿ととらえることもできます。   隠者のカードの正位置と逆位置の意味を考えれば考えるほど、今の自分がこのカードを引いたことにはなにか深い意味があるのだと考えることができるでしょう。   実際、タロット占いとはそのようにして自分の未来を変えていく占いでもあり、今の自分に必要なものを占う占いでもあるのです。   ここではタロットカードの中から「隠者」のカードに焦点を当ててまとめてきましたが、タロットカードにはほかにもたくさんのカードが存在し、それぞれのカードには特有の意味が含まれていますので、興味がある人はぜひもっと深く調べてみてくださいね。

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