比較的縦やら横の線が多い
金星丘を見て、特筆すべき膨らみとか厚みなどは感じられないものの、やたら縦線やら横線が多い、シワのような状態になっているのが目立つ場合もあるようです。
その場合は、縦線と横線でそれぞれ意味があるようで、ここではその縦線の意味、横線の意味を、それぞれご紹介させていただきたく思います。
まずは縦線になりますが、親指の下の膨らみよりもそういう線が気になる場合は、とにかく今は恋愛がしたい、恋愛至上主義となっている可能性があるようです。
または今まさに誰かと恋愛している、意中の異性が居るなどで、ときめきがあるとか色恋沙汰の発展に期待が持てる、何なら自分がモテているなどがあるのではないでしょうか？
実際金星丘に縦線が目立つ場合はモテる傾向があるようで、それに伴い異性から言い寄られたり、異性と絡む機会が増えたりと、何かとチャンスが訪れるものだと思います。
ただしこの手相、自身がそういう状況となるので誰彼問わず言い寄る可能性があり、そうなると逆に周囲から愛想を尽かされる恐れがありますので、自身の行動には責任を持つ必要があります。
次に横線ですが、親指の下を見てみてやたら横線が走っている場合は、心身共にかなり疲弊している、または単純に疲れ切っている可能性が高いでしょう。
その他、辛い事や悲しい事、悩み事などを多く抱えていて、それの消化が出来ずに四苦八苦されている、または相談出来る相手が単純に居ないなどがあるのでしょう。
それに伴いストレスが飽和状態となっているようで、何とか現状を打破しないとそのままストレスが掛かり続け、それに押しつぶされるかもしれませんので要注意です。
ストレスをいち早く解消するのはもちろん、ストレッサーとなる出来事に対して溜飲を下げられるようにする、またはストレスが掛かる環境から脱出する事が必要となります。
このように、縦線と横線では大きく意味合いが違っていますので、手のひらを見て確認するのは良いのですが、お間違えのないようにして下さい。
縦線は良くも悪くも恋愛主義、横線は負の感情の抱えすぎとストレス、このように思っていただければ大丈夫でしょう。
縦にも横にも線が走っている
前項は縦線と横線が「別々」で、それぞれのご紹介となりましたが、もし縦線と横線が「二つとも」走っている場合、一体どういう意味になるのでしょう？
それについてですが、それは手相占いで言う「格子」で、基本的には良い意味、手相占いでは良い手相として考えられており、金星丘に対しても多くはそのように働くようです。
具体的にですが、まずその格子が金星丘を埋め尽くすくらいのもの、そして太く立派なものである場合は、その人が周囲の人を幸せに導くとされています。
とても優しい性格である場合が多く、且つ器が非常に大きい、それによりたくさんの人を受け入れられて、相手を包み込むような態度を見せるようです。
だから相手はその人の傍に居ることで安心出来るようで、やがて頼られる存在に昇格し、周囲の人にとってなくてはならない存在になる事間違いないでしょう。
そんな幸せになっていく周囲を見て、この手相の人も幸せな気持ちになり、それでさらに周囲を幸せにしていくという、良い意味での循環となるでしょう。
これだけではなく、そのように幸せになっていった人達は、やがてその人の心強い、頼もしい味方となり、ピンチに陥った際は迷わず手を差し伸べてくれるはずです。
この手相はすぐに幸せを感じられるものではないのかもしれませんが、結果的な部分でとても大きな幸せを得られる、最終的には幸せになれるという手相と思われますので、大切にしておきたいところです。
周囲の人というのは、時に自分自身の大きな財産となりますので、そういう意味でこの手相というのは、そんな大きな財産を作るための最良のツールとなるのです。
次に、同じ格子でも細かい、細いものについてですが、手相占いの観点ですと薄いとか細い手相というのは、大方悪い意味になる事が多いのですが、この場合は当てはまらないようです。
親指の下がこの手相になっている場合は、「細かい」の状態のとおりどんな細かいところでも目が行き届くようで、それにより人の気持ちを汲み取りやすいとされているのです。
だから人の気持ちを察せる、人の気持ちを考慮した上で発言出来るなど、とにかく人の立場に立った、人の気持ちを理解した行動が取れるようになるでしょう。
だから周囲から頼られること間違いなく、しかも上記の事から「優しい人」と認識されていることは確実ですので、今後たくさんの味方が増える事でしょう。
どちらにせよ良い意味の格子ですが、丘と言うのは線以上に変化しやすい場所でもありますので、そういう性状を維持するためにも普段から伴った行動をするよう心掛けましょう。
別に自分のあるがままで居るだけですので難しくはなく、妙な気を起こさなければ良いだけの話ですから、誰にでも可能だと思われます。
今の心理状態がよく分かる
親指の下の丘…金星丘についていろいろご説明させていただきましたが、大体だとは思いますがその全貌が、意味がお分かりいただけた事だと思います。
金星丘というのは、その人の今の心理状態を表している場合が多いようで、きちんと丘の状態を理解する事で、自分自身の心理状態が良く分かるようになるでしょう。
それは自己分析に繋がる事ですし、自己分析を行えばそれだけ自分の利点を大きく伸ばす、また欠点は事前に改善、回避出来ますので、とても有用となるのではないでしょうか？
手相に慣れた人でないと、なかなか細かなところまでチェックするのは難しいと思われるでしょうが、何度か繰り返せば慣れるでしょうし、それでチェックも日に日に容易になるものだと思われます。
なおこの金星丘、ストレスの指標となる事も多いですので、金星丘の状態でストレスが掛かっていると判別出来るなら、早急な休息やストレス解消が求められます。
ストレスは、適度であれば人のパフォーマンスを向上させますが、過度になれば百害しかありませんので、早め早めの対策が望ましいと言えるのです。
それがいち早く把握出来る金星丘というのは、やはり有用と言い切っても差し支えはなく、今後とも是非活用していただきたい部分だと考えられます。
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