美人局の特徴
いろいろと怖い美人局ではありますが、一定の特徴を持っていることが多く、そこを注視すればどのようなやり口であったとしても、ほとんどの場合見抜けるようです。
・会うことに対して積極的
やはりこれです。
何せ会わなければ金品は強奪出来ませんし、美人局の条件を満たすことが出来ないからです。
これはほんとにちょっとだけ考えればすぐに分かるのですが、そもそも出会い系サイトやらその他の関連アプリで女性と出会おうとしても、通常ならまず会うことなんて出来ません。
それこそ、結婚を前提にしたものとか極めて真面目な、優良なサイトならともかくとして、一般的なツールであれば何十人とやりとりをしてようやく一人と会えるくらいです。
この理由は、顔の見えない状態でやりとりをする訳ですし、昨今のこういうツールを使った出会いによる犯罪等により、どうしても男性に対して警戒心を持たざるを得ないからです。
それともう一つ、恋愛関係は女性がマウントを取れやすい…つまり「選べる立場」になりやすい性質上、安易に出会おうとせずにしっかりと吟味するので、そう簡単には会えません。
さらにもう一つ、女性は男性と違ってそこそこ本気でこういうツールで相手を探していることが多いので、かなり慎重なことが多く決してすぐに会うなんて真似はしないことが多いのです。
女性には、これだけの「簡単には会わない」理由があるのです。
自分からやたら積極的で、それこそやりとりをしている時点で性行為をほのめかすような口振りがあれば、もはやほぼ確実にその女性は美人局でしょう。
・自分のフィールドを選ぶ
これが何かと言うと、どこに行く際もその美人局が有利に動ける場所を選ぶということです。
自宅だったり、自分の車、地理感覚がある地域などなど、何も知らない男性が不利になりやすい、容易に動くことが出来ない…だから、それだけ金品を巻き上げやすくなるのです。
おそらくどのように行動するにも、女性先導となるものと想像出来ますので、行った先で男性が一人ないし複数人、待ちかまえていること間違いありません。
まあこれも男女関係で女性側が極めて有利という前提を考えると、行動がそもそも不可解ですよね。
このように言ってしまうのは何ですが、女性は「選ぶ側」である場合が多いと考えられますので、あえて自ら動くこと自体が不自然なのです。
そして、先にある出会いに「慎重」という前提もありますので、そこも加味するとやはりありえない行動になるかと思われます。
・前振りが多い
この場合の前振りとは、その美人局自身が「自分の周囲の人間は怖い」など、予め男性を怖がらせられる材料を前振っておいて、今後行動しやすくするというものです。
こういう前振りをしておけば、現実にそうなるとは思っていなくても、心理的に恐怖心を煽られていますので、いざ金品を巻き上げる際に強い恐怖心を重ねられることに繋がるでしょう。
ただし、事前に警戒されてしまう可能性が高いので、あまりここまで露骨な手段を取るケースは昨今考えにくい、またこの手段を取る可能性はそこまで高くないと思われるでしょう。
そもそもからしてこのような前振りがあるのに、その美人局と性行為に及びたいからとフィルターをかけてしまうのは、あまりに警戒心が無さ過ぎです。
・誰かとしきりに連絡をしている
まあこれについては大方その行動の理由が想像出来ると思いますが、美人局は女性一人では成立せず、必ず金品を巻き上げる係の者が伴うのはこれまでの通りです。
つまり、その者若しくはその者達と連絡を取り合っている訳です。
予定通りだとか、○時にどこどこに行くなど、事前の打ち合わせだけでなく綿密に計画を遂行するために、しきりに連絡を取り合って確認をするのです。
まあこれについては、美人局による金品強奪が犯罪になることから、捕まるという最悪の結果を回避するための、自然な行動と言えます。
さらに、上記に加えて他の特徴も複合していることも少なくなく、例えば会うのに対してとても積極的という特徴と、この特徴があるみたいな、合わせ技となるケースが多いでしょう。
それでは美人局と丸わかり…と思うかもしれませんが、案外当事者はフィルターが掛かっていたりして、見過ごすことが多いのであっさりと引っかかることもしばしばです。
・そこまでしておいての拒否
美人局の何が嫌らしいかと言うと、基本的に積極的な姿勢が多いにも関わらず、肝心な場面で、いよいよという場面で行為を拒否してくるところです。
まあ、性行為を行うと考えられるその証拠さえ押さえれば、別に性行為に及ぶ必要はないのですから、出来るだけそれを避けようとするのは当然なのかもしれません。
男性からするとかなり腹の立つ特徴ではありますが、そこで無理強いをするなどをしてしまうと、巻き上げられる金品等の規模がさらに大きくなることが懸念されます。
もちろんこの特徴である場合はどんな手を使っても、なだめるかしても性行為に及ぶ事はないと考えられます。
そもそもその気がないのですから、女性がムードを大切にする傾向がある(美人局にそれがあるかどうかは疑問ですが)ことから、最初から気持ちがないならまず行為に及ぶことはありません。
もっとも、この特徴に気づいた時にはすでに逃げられない状況の可能性が高いので、着の身着のまま逃げるなども算段に入れておくと良いかもしれません。
美人局への対処法
では、美人局と出会ってしまった場合の対処法なのですが、まずは大前提として「美人局と出会う環境に居ないこと」が、必須の条件となるのは言うまでもありません。
君子危うきに近寄らずで、わざわざ危険性の高い何かに自ら足を踏み入れるのは、はっきり言って論外だからです。
とは言えそこは男性…分かっちゃいるけどやめられないなんて、よくあることなのではないでしょうか?
そんな困った男性に対しての指南ですが、まず最初に「警察」という言葉だけは必ず念頭に置いておいた上で、以降をご覧下さい。
まずは、やはり「逃げる」です。
金品巻き上げの憂き目に遭うと分かったのなら、そこからなりふり構わず逃走することが必要です。
美人局側は、性行為の何らかの証拠を握っているでしょうが、わざわざ逃げる者を追うのは自分達にもリスクが降りかかる可能性があるので、まず後日で何かを要求してくるのは考えにくいでしょう。
その後はやはり110番で、きちんと通報すべき場所に通報して、事の経緯を説明しておかなければなりません。
そうしないと、第二第三の被害者が現れるかもしれず、そこで目を摘んでおくことが求められるのです。
ただ、多くの人は「バレるからイヤ」だと、警察に通報しないケースが多発しています。
これについてはよくよく考えると分かると思うのですが、金品を巻き上げられるのはその時だけに限らず、継続的にやってくるのが常套手段です。
だからその負担は著しく、それに伴いやがて身内にもバレるでしょう。
そんな事態になってからバレる方が、遙かにリスクが高いと考えられますので、それを思えば被害が小さい内に手を打つ方がダメージは少ないのです。
そこを考慮して、その後のフォローは大変だと思いますが、そこは自業自得だと思うようにしましょう。
後ろめたい行動をしない
まあ言ってしまえば「犯罪に巻き込まれる」ことになり、記事を見てどうこうする以前に警察に駆け込むことが最重要、最優先事項となるのですが…案外そうしない人が多いのが現実です。
それは何より「後ろめたさ」があるからで、それさえなければ美人局に怯える必要もありませんし、そもそもからして美人局と関わることなんてまずないでしょう。
下心があるから、バレてはまずい何かを抱えようとするから、そういう目に遭ってしまうのですから、そこを排除してしまえば美人局なんて対岸の火事でしかないのです。
もっとも、それが出来れば苦労しない、理屈で分かっていても難しいと思われる男性はかなり多いと思います。
しかし、それが明るみにしてはいけないものである事から、おそらくそれを知ると悲しむ人だったり怒り出す人がいるのでしょうから、そういう人達の気持ちを理解すればその行動も控えめになるものと思われます。
と言うことで、甘えは捨て去って品行方正に生きることをまず目標にして、美人局に怯えない毎日を送れるようにしましょう。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
※本ページはプロモーションが含まれています。