気にしやすい性格
この項目もまた、疲労やストレスの項目の件に近いものがあるのですが、どちらかと言うとストレスに特化している夢を見る原因と言えるでしょう。
ではその根拠ですが、気にしやすい性格の人というのは神経質だったり繊細、打たれ弱いなど、何かと精神的な脆さが露呈してしまっているのが否めません。
そういう脆さがあるからこそ物事を何かと気にしてしまう、気にしやすくなる訳で、そしてそれに伴うストレスというのはなかなかのもの、場合によっては想像を絶するものでしょう。
となれば、先に記述したとおり睡眠に係る影響は大きい訳で、疲労やストレスの件と同様の経緯で夢を見る、見やすくなるという結論となるのです。
さらに、常に悩みを抱えているとか悩みやすい性格である場合も、ストレスと同じ経緯で夢を見る可能性が高くなるようです。
これについても結局は同じで、悩んでいるからストレスが溜まる、悩みによりリラックスが出来ないので睡眠の質が落ちる、だからレム睡眠に移行しやすい、結果夢を見るのです。
加えて、差し迫った危機があるとか追い詰められた際も一緒で、一時的に過剰なストレスを受けることで、普段全く夢を見ない人もこの時ばかりは見てしまうようです。
精神的な脆さによるところが大きいので、実際のところはなかなか対処が難しいところですが、やはり根本的な解決策としては「気にしない」ことです。
そんなこと出来るのならもうやってると思われるかもしれませんが、やはり根本的な部分を叩かないとこの場合の夢に対して対処は出来ないので、非常に重要なことなのです。
時間が掛かってもそれは仕方がありませんので、ゆっくりとその性質を改善していくのにベクトルを向けて、それこそ性根から直してしまう気概を持つようにしましょう。
なお、環境によりそうやって気にしやすい性格になってしまった可能性もあるので、今の環境から一度離れてみるのも有効になる時があるでしょう。
感受性を持っている
これも正しい生活習慣と同様、各段気にする原因にはならないのですが、夢を見る原因として割合が高いものですので、今回挙げさせていただきました。
ではその根拠についてですが、まず感受性という言葉の意味をきちんとご理解いただけていますか?
感受性とは、外からの刺激や情報、印象、得られるものを受け入れる力なのですが、その力が強いと「感受性豊か」とか「強い感受性」という表現となります。
喜ぶ際は客観的に見て明らかに分かる表現をしたり、悲しむときは思い切り泣いて、怒るべきところはしっかりと怒る…つまり、喜怒哀楽が明確な人が当てはまるでしょう。
その感受性が強いと、普段から感覚がしっかりしている、研ぎ澄まされているので、どうしても結果的に夢として出やすくなってしまうのです。
何せちょっとしたことでも印象に残る、刺激や情報等に対して受け入れる力が強いのですから、それが夢に反映されても仕方がないと言えるのです。
逆に鈍感だったり、感性が鈍い人の場合はほとんど夢を見ないようで…どちらがいいのかは分かりませんが、夢を全く見ないというのも寂しいものです。
もちろんこれも、特に改善とか対処をする必要がそもそもありませんので、現状維持で構わないでしょう。
夢を見ること自体が気になる、さすがに頻繁過ぎると思われている場合は、極力外界からの刺激や情報を得ない…つまり、休日などは自宅に居るなどして、そういうものを得ないことです。
それも難しいことなのですが、意識的に刺激や情報を得ないようにするのは自分次第なところがありますので、性格を変えるなどの極端に難しいものではありませんので、達成自体は可能でしょう。
そんな鋭敏な感受性により、自分が思うよりも脳とか心、気持ち等は案外疲れていて、もしかすると休息を欲しているのかもしれません。
多くは問題なし
今回ご紹介したとおり、夢を見る原因は様々で多くは問題なしと言えるのですが、疲労やストレスとかきちんと眠れていないなどについては、まさに結果的に問題となる要素となるでしょう。
それらは夢を通じて自分自身に、「身体を休めて」とか「きちんと生活しなさい」など警告をしていて、このままでは確実に破綻が訪れると暗に示しているのです。
ですので、近頃夢を見るようになったとか頻繁に夢を見るようになったという前提で、そういう要素に心当たりがあるのであれば、身体の警告と受け止めるべきだと考えられます。
その他、悪夢であったり都合の悪い夢などについても、何らかの警告であることが少なくなく、これもしっかりと受け止めるべきだと言えます。
夢は少々、またはかなり抽象的であることも少なくなく、なかなか意味を捉えにくいところがありますが、自分の夢ということで何となく把握出来るところもありますので、そこはさほど気にしなくてもいいでしょう。
それよりもきちんと夢を覚えておいて、ネットや書籍等でその夢の情報を集めるなりして、示されるものを参考にした上で今後の行動に生かすことが重要になります。
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