子どもがいらない二人が結婚する前にやるべきこと
ここでは、子どもがいらない二人が結婚前にやるべきことご説明します。 やはり子どもが欲しくないという夫婦は、どちらかと言えば少数派。
そのため、事前にいくつかのやるべきことをやっておく必要がありますし、必要なことをやっておくことで円滑な二人だけの結婚が成せるんです。
子供の有無について二人でよく話し合う
子供がいらない気持ちがある場合、必ずやっておかなくてはならないのが「二人でよく話し合う」ことです。 本当に子供はいらないのか、欲しくないのか、困らないのか、寂しくないのかを入念に話し合って、自分たちの基本理念を確立しておくんです。
そうしないと、中途半端な気持ちで子供を産むこととなり、出産を後悔する羽目になりかねません。
もっともひとつの命を産んだ以上後へは引けませんので、もはやどうしようもなくなるでしょう。 「生まれてこない」子供のことも考えて、話しすぎというくらい話し合うようにしてください。
お互いの義理両親に話しておく
あなた方二人の決意を、両親と義理の両親に話しておくのも必須です。 やはり結婚すれば同時に子供を設けるのが常識のこの世の中、結婚して「子供が欲しくない」なんて思想はどちらかと言うと少数派になるんじゃないでしょうか。
となると両親や義理の両親も「結婚=子供」の考えてある可能性が高く、あなた方二人の結論だと両親たちはがっかりしてしまうんですよね。
結婚はたしかに二人でするものなんですけど、関係者として最も身近な自分たちの両親には打ち明けておいた方がいいでしょう。 理解を得るのに苦労はしますが、そこを踏まえてこその本当の意味での「円満結婚」なんです。
身近な人への説明
あまり関係がないと思うかもしれませんが自分たちの両親以外の、「身近な人」への報告も必要です。 何故なら、まず周囲も「結婚=子供」の考えを持っている人が多いと予想できますので、二人が子供を設けるつもりで動くでしょう。
例えばお古のベビーグッズをあげるとか、子育てにかかるアドバイスなどを考えている周囲の人もいるんじゃないでしょうか。
でもあなた方は子供を設けない方針…となると、そのような贈呈やアドバイスは必要ありません。 このように言うのは何ですけど、周囲の「よけいなお世話」を予防するためにも、ある程度の事前告知は必要になるでしょう。
共通の話題・一緒に過ごす時間を作るようにする
二人で生きていくと決めたのなら共通の話題を作る、また一緒の時間をいかに上手に過ごすかを考えなくてはなりません。 子なし夫婦となれば、つまりは「ずっと二人」ということになりますよね。
共通の話題がない、また一緒の時間を上手く過ごせないんじゃ、円満な夫婦生活はできないでしょう。 普段からしっかりとコミュニケーションを取って、共通の話題を作るように配慮するのがまずひとつ目。
ふたつ目は、趣味やペットを購入するなどして、二人が一緒に協力できるもの、また頑張れるものを探しておくようにしましょう。
子どものいらない結婚で認識すること
最後に、子どものいらない結婚をするに際して、認識しておきたいことをご紹介します。 認識すべきものは、今後二人で結婚生活を送るに際して、気持ちを維持していくなど非常に重要な役割を担います。
それに、改めて認識することで本当に二人だけでいいのか、子どもはいないのかの最終判断もできるでしょう。
夫婦の数だけ夫婦の形がある
まず認識すべきは、夫婦の数だけ夫婦の形があり、定型というのは存在しないということです。 つまり結婚したからと、子どもを持つことが絶対というわけではなく、子どもを持つかどうかはその夫婦によりけりなんですね。
もっとも「夫婦によりけり」なのは当然なんですけど、あなた含めて夫も周囲も案外気づいていません。 なぜなら世間一般の常識は「結婚=子ども」の傾向なので、「夫婦によりけり」と頭で理解していても、世間の常識に囚われてしまいやすいんです。
そんな定型、常識なんて捨てて、改めて夫婦の形には決まったものはないと認識してみましょう。
最終決定権は夫婦にある
いくら周囲があなた方に子どもをせがんでも、最終決定権はあなた方夫婦にあることを認識しなければなりません。 世の中は結婚すればイコールで子ども、子どもがいない夫婦はナンセンスという意見も決して少なくないんです。
世間は(特に日本は)常識を押し付けてくる傾向が強く、そして多数派を正しいとする考えが比較的多数派なのが現実です。
「結婚=子ども」の意見が根強いのが多数派、しかも意見を押し付けられるかもしれない…決定権はどこにあるんでしょうか。
自分たちのためにも、不幸な子どもをつくらないためにも周囲に流される必要なんて皆無、最終決定権はあなた方にあるという意識を強く持ってください。
二人の意識が変わることもある
今後二人で夫婦生活を営む過程で、子どもがいらないという意識が変わる可能性もあることを覚えておきましょう。
ある程度の年齢になってから、やっぱり二人が子どもをほしいと思うこともあるわけで、いくら今は子どもがいらないと言っても将来のことなんですから確約できません。
よくよく考えた末なのか、はたまた取り返しのつかない年齢で気が変わったのかは分かりません。 ですが、「環境的にも経済的にも子どもを養える」、そして「二人が入念に話し合った末にやはり子を設けたい」のであれば、当初の決断を覆してもいいんじゃないでしょうか。
子どものいらない結婚はよく考えてから
子どもがいらないかどうかについては、決して安易に決断するものじゃありません。 だからメリットやデメリット、そして世間、現実を踏まえた上できちんと考えていかなくてはいけないんです。
それらを踏まえることができれば、世間が何を言おうとも、現実が何を直視させようとも揺るがない意思を持ち続けることができるでしょう。 ただし、本当の意味で「二人だけ」ですので、お互いきちんと手を取り合って生きていけるようにしましょう。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
※本ページはプロモーションが含まれています。